restriction fragment length polymor-phism

生物学用語辞典

制限酵素断片多型

同義/類義語：制限酵素断片長多型, 制限断片長多型
英訳・(英)同義/類義語：restriction fragment length polymorphism, RFLP

生物のゲノム構造の多様性を示す目印の一つで、ゲノム中の制限酵素認識部位の配列に個体差があるため、制限酵素切断後に生じる特定配列の長さに集団や個体ごとに差が現れる。個人のDNAの同定などにも利用される。

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RFLP

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2017/10/22 13:55 UTC 版)

RFLP（Restriction Fragment Length Polymorphism、制限酵素断片長多型）とは、制限酵素によって切断された DNA 断片の長さが、同一種内の個体間で異なる（多型を示す）ことを指し、また転じてそれを検出する手法も意味する。一塩基多型によってこの違いが現れることもある。遺伝病を持つ人と持たない人でこれが異なる場合があり、診断や遺伝病の原因遺伝子の同定に利用される。得られた断片長は、電気泳動によって既知の断片長のDNA（サイズマーカー）と比較して求める。