pentaneとは? わかりやすく解説

ペンタン【pentane】

読み方:ぺんたん

炭素数が5個のメタン系炭化水素香りのある無色揮発性液体石油含まれ3種異性体がある。溶剤などに使用分子式C5H12


ペンタン

分子式C5H12
その他の名称n-ペンタン、Pentane、n-Pentane
体系名:ペンタン


物質名
ペンタン
慣用名
ノルマルペンタン
英語名
Pentane
化学式
C5H12
原子量
72.15
融点(℃)
-129.7
沸点(℃)
36.1

無色芳香性を持つ。引火性物質であり、炎にかざすと火災爆発の危険がある。309℃に達すると自然発火する。

ペンタン

英訳・(英)同義/類義語:pentane

炭素原子を5個含む直鎖状炭化水素化学式CH3(CH2)3CH3

ペンタン

(pentane から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/14 17:39 UTC 版)

ペンタン: pentane)とは、炭素数5つの直鎖状のアルカンである。天然ガス石油エーテルガソリン等に含まれている。


注釈

  1. ^ 参考までに、1気圧において、融点が25 ℃を上回る最短の炭素鎖の直鎖状アルカンは、オクタデカンである。つまり、オクタデカンよりも炭素鎖の長い直鎖状アルカンは、常温常圧で固体として存在する。逆に、本文から論理的に自明なように、ブタンよりも炭素鎖の短い直鎖状アルカンは、常温常圧で気体として存在する。
  2. ^ 熱媒体として使い方が行われ得るのは、ペンタンだけではない事を、念のために断っておく。例えば、アルカンであれば、プロパンが冷凍庫での熱媒体として用いられる場合がある。また、蒸気タービンを回す熱媒体としては、他に、アンモニアなども利用され得る。

出典

  1. ^ a b Harold Hart(著)、秋葉 欣哉・奥 彬(訳)『ハート基礎有機化学(改訂版)』 p.216 培風館 1994年3月20日発行 ISBN 4-563-04532-2
  2. ^ Harold Hart(著)、秋葉 欣哉・奥 彬(訳)『ハート基礎有機化学(改訂版)』 p.40、p.42 培風館 1994年3月20日発行 ISBN 4-563-04532-2
  3. ^ a b Harold Hart(著)、秋葉 欣哉・奥 彬(訳)『ハート基礎有機化学(改訂版)』 p.50 培風館 1994年3月20日発行 ISBN 4-563-04532-2
  4. ^ T.W.Graham Solomons、Craig B. Fryhle 著、花房 昭静、池田 正澄、上西 潤一 監訳 『ソロモンの新有機化学 (上巻) (第7版)』 p.149 廣川書店 2002年10月5日発行 ISBN 4-567-23500-2
  5. ^ Harold Hart(著)、秋葉 欣哉・奥 彬(訳)『ハート基礎有機化学(改訂版)』 p.58、p.59 培風館 1994年3月20日発行 ISBN 4-563-04532-2


「ペンタン」の続きの解説一覧


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「pentane」の関連用語

pentaneのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



pentaneのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
独立行政法人科学技術振興機構独立行政法人科学技術振興機構
All Rights Reserved, Copyright © Japan Science and Technology Agency
JabionJabion
Copyright (C) 2024 NII,NIG,TUS. All Rights Reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのペンタン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS