monomethylhydrazineとは? わかりやすく解説

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メチルヒドラジン

分子式CH6N2
その他の名称モノメチルヒドラジンMMH、Methylhydrazine、Monomethylhydrazine、2-Methylhydrazine、1-Methylhydrazine
体系名:1-メチルヒドラジン、メチルヒドラジン、2-メチルヒドラジン


モノメチルヒドラジン

(monomethylhydrazine から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/26 09:16 UTC 版)

モノメチルヒドラジン
識別情報
CAS登録番号 60-34-4 
EC番号 200-471-4
RTECS番号 MV5600000
特性
化学式 CH3(NH)NH2
モル質量 46.07 g/mol
示性式 CH3-NH-NH2
密度 0.88 g/cm3
融点

−52 °C

沸点

87 °C

への溶解度 非常に溶けやすい
アルコールエーテルへの溶解度 可溶性
危険性
安全データシート(外部リンク) ICSC 0180
GHSピクトグラム
GHSシグナルワード 危険(DANGER)
EU Index 列挙無し
NFPA 704
3
4
2
引火点 −8.3 °C
発火点 196 °C
爆発限界 2.5–97%
関連する物質
関連物質 ヒドラジン
ジメチルヒドラジン
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

モノメチルヒドラジン: Monomethylhydrazine, MMH)は、ヒドラジン誘導体有機化合物である。単にメチルヒドラジンとも。

キノコの一種シャグマアミガサタケの成分ギロミトリン(Gyromitrin)が加水分解して生成することでも知られる。

ロケットエンジンの推進剤に燃料として使われる。適当な酸化剤(四酸化二窒素など)とともに用いると自己着火性を有しており、燃料バルブの開閉だけで推力の制御ができるため、人工衛星宇宙船姿勢制御用エンジン(スラスター)用に用いられる。

引火性、発火性があり、日本では消防法により危険物第5類(自己反応性物質)に指定されている。また肝臓・腎臓・腸・膀胱に障害を起こす。発癌性を持つことでも知られている。

MMHを使用したロケットエンジンの例

関連項目



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