MCFC
溶融炭酸塩型燃料電池。いくつかある燃料電池のなかで、量産が容易で多くの種類の燃料(石炭、石油、天然ガスなど)を改質して用いることができることから、火力発電の代替可能な発電プラントとして開発が行われている。アノード触媒にニッケル、カソード触媒に酸化ニッケルを使用し、電解質にリチウム、ナトリウムの混合物が融解した溶融炭酸塩を用いており、650℃という高温で動作し、この高温を併用して蒸気による発電も可能であるので、80%以上の高効率を得ることができて、廃熱の利用価値も大きいシステムである。
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