k 因子
【英】:k factor
EDSでクリフ・ロリマー法を適用する場合に使う因子。実験的にを決める場合は、目的の物質に近い組成の二元素A、Bから成る標準試料について特性X線強度IA、IB を測定し、組成CA、CB を用いて、式k=CA/CB ・IB /IAからを求める。理論的にを求める場合はk=(MAQBωBaB)/(MBQAωAaA)によって求める。ここで、M、Q、ω、aはそれぞれ原子量、イオン化断面積、蛍光収率、全K線に対するKα線の比。Qおよびωの精度が悪い。計算値のkを使って定量する方法をスタンダードレス法という。3d金属程度までの元素に対してはに実験値を用いた場合と計算値を用いた場合で誤差は10%程度といわれている。原子番号の大きく異なる元素から成っている物質の場合、定量精度が悪くなる。
EDSでクリフ・ロリマー法を適用する場合に使う因子。実験的にを決める場合は、目的の物質に近い組成の二元素A、Bから成る標準試料について特性X線強度IA、IB を測定し、組成CA、CB を用いて、式k=CA/CB ・IB /IAからを求める。理論的にを求める場合はk=(MAQBωBaB)/(MBQAωAaA)によって求める。ここで、M、Q、ω、aはそれぞれ原子量、イオン化断面積、蛍光収率、全K線に対するKα線の比。Qおよびωの精度が悪い。計算値のkを使って定量する方法をスタンダードレス法という。3d金属程度までの元素に対してはに実験値を用いた場合と計算値を用いた場合で誤差は10%程度といわれている。原子番号の大きく異なる元素から成っている物質の場合、定量精度が悪くなる。
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