iFixit
別名:ifixit.com
iFixitとは、電子機器や家電製品などの修理に関連する情報を提供している米国のWebサイトの名称である。機器を分解してその内部構造を独自に調査・解明すると共に、修理方法をマニュアル化して公開している。修理用具やパーツの販売も手がけている。
iFixitは、世間で注目を集める新製品もいち早く入手し、丁寧に分解、内部構造や部品について詳細な考察を加えている。新技術はどのように実装されているか、メインメモリや液晶パネルはどの企業から供給を受けているか、といった観点の調査も行っており、新型iPhoneや新型Macのように話題性の高い製品が発表された際にはiFixitによる調査分析が参照されることも多い。
参照リンク
iFixit
アイフィックスイット
種類 | 非公開企業 |
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本社所在地 | アメリカ合衆国 カリフォルニア州 サンルイスオビスポ モントレーストリート1330番 北緯35度17分06秒 西経120度39分25秒 / 北緯35.28500度 西経120.65694度座標: 北緯35度17分06秒 西経120度39分25秒 / 北緯35.28500度 西経120.65694度 |
設立 | 2003年 |
業種 | 情報・開発販売 |
代表者 | カイル・ウィーンズ, CEO ルーク・スオールズ, CXO |
外部リンク | ifixit.com |
iFixit(アイフィックスイット)は、カリフォルニア州サンルイスオビスポの電子機器に関する修理情報や修理パーツや修理用特殊工具の開発及び販売を手がけるベンチャー企業。オンラインマニュアル生成サービスDozukiを提供する。話題の電子機器が発売されるといち早く分解し、内部の構造や使用部品を分析して10段階の評価で修理しやすさ(数字が高いと修理しやすい)や推定の原価を公開する事が恒例となっている。
概要
カイル・ウィーンズが電気電子機器廃棄物の減少を目標として電子機器の修理の自力での修理方法の情報提供と修理工具を提供する会社をカリフォルニア・ポリテクニック州立大学に在学中に設立。
沿革
- 2003年(平成15年)設立。
- 2011年(平成23年)Dozukiの提供開始。[1]。
- 2014年(平成26年) フェアフォンと提携を発表[2]。
- 2015年(平成27年)発売前のAppleのApple TVを無断で分解し公開したとしてアップルから開発者アカウントを削除された[3]。
提供サービス
- 修理マニュアルの公開。
- 修理に必要な特殊工具の開発及び販売。
- 修理交換用パーツの開発販売。
関連項目
脚注
- ^ “オンラインマニュアル生成サービス Dozuki、iFixit が開始へ”. engadget. 2017年6月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年10月5日閲覧。
- ^ “iFixit and Fairphone”. iFixit. 2015年10月5日閲覧。
- ^ “オンラインマニュアル生成サービス Dozuki、iFixit が開始へApple、分解レポートでお馴染みのiFixitに制裁を加える”. ライブドアニュース. 2015年10月5日閲覧。
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- Dozuki
- iFixit Video - YouTubeチャンネル
- iFixitのページへのリンク