電子制御式スロットルバルブ
コンピューターからの信号によってモーターを駆動し、強制的にスロットルバルブの開閉を行う吸気絞り弁。略称、電スロともいう。リーンバーンエンジンにおいて吸蔵型触媒を用いる場合、還元雰囲気を得るため空燃比を一時濃くした瞬間に、運転者の意志とは無関係にトルクが増大するが、ここで自動的にスロットルを閉め、トルクを一定に維持する。リーンバーンエンジンにおいては、電子制御スロットルは必須の技術となってきた。一方、リーンバーンでないエンジンにおいても、運転性の向上のため最近では多く用いられている。本格的なレーシングエンジンにおいては、シフト時にギヤの回転速度を合わせるため電子制御スロットルを用いることがある。
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