electrochromismとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > electrochromismの意味・解説 

エレクトロクロミズム【electrochromism】

読み方:えれくとろくろみずむ

ある種物質電流流したり、電圧かけたりすると色が可逆的に変化する現象また、物質がもつこのような性質エレクトロクロミックという。


エレクトロクロミズム


エレクトロクロミズム

(electrochromism から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 07:27 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

エレクトロクロミズム (electrochromism) とは、化学物質電圧を印加することにより、その光物性に可逆的変化が見られる現象のことである。エレクトロクロミズムを示す物質はエレクトロクロミック物質と呼ばれる。

エレクトロクロミック物質の代表例として、アニリンの電気化学的または化学的酸化によって合成することができるポリアニリンがある。電極を低濃度のアニリンを含む塩酸中に浸すことにより、電極上にポリアニリンのフィルムが成長する。ポリアニリンは酸化還元状態によって薄黄色または暗緑色/黒色に変化する。

エレクトロクロミック物質には、他にビオロゲンやポリオキソタングステートなどがある。ビオロゲンは自動車の防眩ミラーや航空機の電子カーテンとして実用化されている。酸化タングステン(VI) はエレクトロクロミックウインドウやスマートウインドウの製造に使われている。

関連項目



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「electrochromism」の関連用語

electrochromismのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



electrochromismのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日本画像学会日本画像学会
Copyright (C) 2025 The Imaging Society of Japan All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのエレクトロクロミズム (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS