cornering squeal

大車林

鳴き(タイヤ)

英語 tire squeal； cornering squeal

平滑な乾いた路面上で、自動車が急旋回あるいは急発進、急制動するときに発生するキーという音をいう。アッカーマンジオメトリーを崩したクルマでは低速の大舵角で発生することがある。トレッドのゴムブロックが水平力を受け、接地面で断続的な滑りを繰り返す自励振動によって発生する500～1000Hzの音といわれる。路面との摩擦特性とトレッドゴムの弾性振動が主要因でゴム配合、トレッドパターンなどにより大きさ、音質が変わる。一般的な走行で発生すると騒音となり不快であるがタイヤの旋回限界を示す警告音として有用な面もある。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。