UPに引き継がれた機関車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/09 08:13 UTC 版)
「シカゴ・アンド・ノース・ウェスタン・トランスポーテーション・カンパニー」の記事における「UPに引き継がれた機関車」の解説
UPに引き継がれたC&NWの機関車群は、C&NW時代の塗装のままに数年間運用された。2007年現在、GE製C44-9Wの8646号と8701号の2両の機関車がC&NWのロゴと報告記号のまま残存されている。ただし、2両ともUP仕様となっており、エアコンはUPカラーであり、ホーンやナンバーボード、プラウもUP仕様である。UPはこの2両が深刻な故障を被らない限り、現状のまま維持する方針を決めている。もし故障した場合は、アーカンソー州ノース・リトル・ロックにあるUPのジェンクス工場にて修理する予定だが、状況によってはそのまま廃車となる。 C&NWから引き継いだその他の機関車には新しいロードナンバーと報告記号が貼られた。約40両がその状態でUPその他の鉄道で使用されている。 C&NW時代の外装をそのまま維持している車両としては、イリノイ鉄道博物館で保存されている411号と1518号、ネブラスカ州の穀物倉庫で使用されている4153号のほか、数両のEMD製GP7、GP9などが各地のショート・ラインや工場で使用されている。
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