UPでの状況
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/09/26 18:05 UTC 版)
「EMD DD35形ディーゼル機関車」の記事における「UPでの状況」の解説
1960年代初頭、UPはガスタービン機関車を置き換える目的で、3両で15,000馬力(11,100kW)を発揮するディーゼル機関車が計画されていた。本形式3両でそれに見合うと考えられるが、本形式は4軸台車を装備しており、それが列車の先頭にあるとレールへの負担が大きいと考えられた。そこで、GM-EMDは2両のGP35の間に本形式を2両挟み、合計で15,000馬力とすることとした。 GM-EMDは、そのコンセプトに従って1組のデモンストレーション用編成を1963年9月に製造した。カラーリングはセント・ルイス・アンド・サンフランシスコ鉄道に似た赤と白であった。この編成がいくつかの鉄道に貸し出されたが、興味を示したのはUPのほかはSPのみであった。 UPは、デモ車の編成を購入し、さらに25両を発注。デモ車だった機関車はロードナンバー72B、73Bとされ、のちの35両は74B - 98Bが付番された。
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