UHDフェーズAおよびフェーズB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/30 09:42 UTC 版)
「ハイダイナミックレンジビデオ」の記事における「UHDフェーズAおよびフェーズB」の解説
UHDフェーズAはフルHD 1080pおよび4K UHD解像度を使用してSDRおよびHDRコンテンツを配信するためのUltra HDフォーラム(英語版)によるガイドラインである。サンプルあたり10ビットのカラー深度、Rec. 709ないしRec. 2020の色域、60fpsまでのフレームレート、1080pないし2160pのディスプレイ解像度およびSDRないしハイブリッド・ログ=ガンマ(HLG)か知覚量子化(PQ)伝達関数を用いたハイダイナミックレンジのいずれかが必要である。UHDフェーズAではHDRを少なくとも13ストップ(213=8192:1)のダイナミックレンジを持つもの、広色域をRec. 709よりも広い色域と定義している。UHDフェーズAの民生機器は、HDR10の要件に対応しており、Rec. 2020の色空間とHLGまたはPQを10ビットで処理することができる。 UHDフェーズBでは120fps(および120/1.001 fps)、HEVC Main12の12ビットPQ(0.0001〜10000 cd/m2に対応)、ドルビーAC-4(英語版)およびMPEG-H 3Dオーディオ、DTS:XのIMAXサウンド(LFEなし)への対応が追加される。また、ITUのICtCpおよびカラーリマッピング情報(CRI)も追加される。
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