TR-PASSへ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/27 03:39 UTC 版)
環島周遊票の規則が分かりにくかったり、環島行程達成時に余ったものも無効になるなどに制限事項が多かったため、2006年に行政院青年輔導委員会が主体となって外国人学生旅行客への便宜を図るものとして同年12月にTR-PASS学生版を発売、2009年には夏休み期間に合わせ、7月1日開始分から中華民国籍の本国学生にも解禁した。額面などは同じだが、外国人学生は通年購入可能であったり、台湾籍学生では10日用は購入できず、利用可能期間(台湾籍で国内教育部管理下の学校に通う者は夏季と冬季休暇期間中のみ)が通年でないなど取り扱いが異なる。 その後、台鉄は日本のジャパンレールパスや韓国のコリアレールパスを参考に外国人にも分かりやすい新たな周遊乗車券を発売することになった。2010年7月12日に学生以外にも対象を広げたTR-PASS一般版も発売された。しばらくは環島周遊券も併存していたが、現在はTR-PASSのみの取り扱いとなっている。
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