コゴメウツギ属
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/13 05:51 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動コゴメウツギ属 | ||||||||||||||||||||||||
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分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Stephanandra Sieb. et Zucc. | ||||||||||||||||||||||||
種 | ||||||||||||||||||||||||
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コゴメウツギ属(コゴメウツギぞく、学名:Stephanandra、シノニム:Neillia、和名漢字表記:小米空木属)はバラ科の属の一つ。
特徴
落葉性の低木。冬芽は小型で鱗片は2-4枚ある。葉は互生し、葉柄と托葉があり、単葉または浅-中裂し、縁に不ぞろいの鋸歯状欠刻がある。花序は枝先に総状、円錐状または散房状につく。花は両性で小型、萼裂片は5個で萼筒は杯状、花弁は5個。雄蕊は10-20個で萼筒の縁に1列につく。雌蕊は1個。果実は球状の袋果。袋果に1-2個の種子がある[1]。
東アジアに3種知られ[2]、日本には2種が生育する[1][2]。
種
日本の種
- コゴメウツギ Stephanandra tanakae Franch. et Sav. -日本の他、朝鮮、中国大陸、台湾に分布する。
- カナウツギ Stephanandra incisa (Thunb.) Zabel -日本固有種。
外国の種
- Stephanandra chinensis Hance -中国に分布する。
ギャラリー
脚注
参考文献
- 佐竹義輔他編『日本の野生植物 木本Ⅰ』(1989)平凡社
- 茂木透、石井英美他『樹に咲く花(離弁花1) 山渓ハンディ図鑑3』(2000)山と溪谷社
- 米倉浩司・梶田忠 (2003-)「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)
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