Shell EasyPay
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/15 14:18 UTC 版)
Shell EasyPay(シェル イージーペイ)とは、出光興産(旧昭和シェル石油)が展開するシェルブランドのサービスステーションでの給油などに使用できる決済方法の一種であり、給油機のリーダーにかざすだけで決済することができる仕組みである。
本項では、事実上の後継となるDrivePayについても記述する。
特徴
これらの特徴は、DrivePayでも概ね共通している。
- 任意の油種・給油量の登録ができるため、給油時の注文内容の設定を省略することができる。
- 任意のクレジットカードに請求できるので新たにカードを作る必要がない。
- キーホルダー型であり、携帯が容易。
- 無料で発行でき、年会費も無料。
- 昭和シェル石油がPontaポイント加盟店の為、2015年(平成27年)4月からはPontaポイント加盟各社が発行しているPonta機能付きクレジットカードを登録した場合はPontaポイントを貯めたり使用することも可能[注 1][注 2]。
- 1回につき上限14,990円、1日あたり4回までの決済制限がある。
相互乗り入れへ
出光ブランドのサービスステーションでは2020年(令和2年)7月1日より同様のサービスとして「DrivePay」を開始したが、開始時点でシェルブランドでは使用できず、逆に「EasyPay」を出光ブランドで使用することもできなかった[1]。
だが、2021年(令和3年)4月1日より両ブランドを順次新ブランドの「apollostation」に統一するのにともない、「apollostation」「出光」「シェル」いずれのブランドでも「EasyPay」「DrivePay」を相互乗り入れとして使用可能になった[2][注 3][注 4]。なお、apollostationにおいてはDrivePayのみ発行するため、ブランド統一完了とともにEasyPayの発行は終了した。
関連項目
脚注
注釈
- ^ 2015年(平成27年)3月までは、Ponta機能付きクレジットカードはPontaとは関係ない一般のクレジットカードと認識するが登録できていた。2015年(平成27年)4月からは登録やり直しでPontaポイントが貯めたり使用できたりする(逆に言えばPonta機能付きクレジットカードは同月以降の登録では必ずPontaが紐づけられるようになった)。
- ^ DrivePayは開始当時出光ブランド店が楽天ポイント加盟店であったため、登録できるポイントカードは楽天ポイントであった。
- ^ 同日より「出光」ブランドでのPontaおよび「シェル」ブランドでの楽天ポイントの使用が可能になるのに伴い、EasyPayへの楽天ポイントの登録やDrivePayへのPontaの登録が可能となった。加えて2024年(令和6年)2月19日にはdポイントも登録可能となった。いずれもいずれかのポイントを搭載するクレジットカードを登録する場合はカードに搭載されているポイントのみ登録可能。
- ^ 同日より発行元と異なるブランドの店舗で登録情報を変更することも可能となった。
出典
- ^ “7月1日デビュー!出光の新決済ツール DrivePay(ドライブペイ)とは!?”. gogo.gs. (2020年7月1日) 2021年3月8日閲覧。
- ^ “出光、ガソリンスタンド新ブランド「apollostation」のクレジットカード発行。EasyPay/DrivePayの相互乗り入れも”. トラベルWatch. (2020年11月24日) 2021年3月8日閲覧。
外部リンク
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