SNP解析
【概要】 SNPとはsingle-nucleotide polymorphismの短縮形で、スニップと読み、DNA一塩基多型のこと。人間の遺伝子DNAの個体差は1000個の塩基対に1個程度あるらしい。ある遺伝子にSNPがあり、これが遺伝子の発現を調節するところにあれば、発現物の量が変動する。SNPが蛋白の構造を決めるところにあれば機能に影響があるかもしれない。
【詳しく】薬物の吸収から排泄までに関わるどこかの遺伝子にSNPがあれば、治療効果も大きく変化する。エファビレンツの血中濃度は薬物代謝酵素CYP 2B6のSNPによるものであることがわかった。従ってCYP 2B6のSNPを調べておけば、エファビレンツの用法用量をあらかじめ、その人に合わせて設定できるかもしれない。

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