SKG-HX9J系/SDG-HX9J系
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「日野・ポンチョ」の記事における「SKG-HX9J系/SDG-HX9J系」の解説
日野・ポンチョ(2代目 ロング)SDG-HX9JLBE 京王バス東/杉並区すぎ丸 2011年(平成23年)8月9日にマイナーチェンジを行い、MT車はSKG-HX9J系、AT車はSDG-HX9J系にそれぞれ変更された。 エンジンは4.728LのJ05D (J5-IIF) 型から5.123LのJ05E (J5-V) に変更され(エンジン出力はADG・BDG車から変更なし)、DPRを改良することで平成22年排出ガス規制に適合し、MT車に関しては平成27年度燃費基準も達成した。また、日野自動車のクリーンディーゼルシステム「AIR LOOP」を採用した。 マイナーチェンジでアイドリングストップシステムが標準装備になったほか、シートレイアウトに郊外路線用が追加された。 平成22年排出ガス規制に際し、日野の小型路線車はツーステップのリエッセ (RX系) が生産中止となるため、後継車種であるポンチョに集約されることになった。 すでに三菱ふそう・エアロミディMEも生産終了しており、国産小型路線車はポンチョのみとなった。リエッセからポンチョへ改良する際にノンステップ化するためホイールベースを延長したことで、最小回転半径が増して小回りが効かなくなり、また座席定員も減少したため、狭隘路線での運行や多客時の積み残しの問題から、リエッセからの代替は路線環境に応じてポンチョではなく、中型車あるいはマイクロバスを選択しているバス事業者もある。 2012年(平成24年)5月10日には、同年7月から適用されるシートおよびシートベルトに関する保安基準と新ワンマンバス構造要件に適合したマイナーチェンジを実施した。 車両型式は以下のとおり。 ショートロングSKG車SKG-HX9JHBE SKG-HX9JLBE SDG車SDG-HX9JHBE SDG-HX9JLBE ポンチョロング(フロント)SDG-HX9JLBE神奈川中央交通 ポンチョロング(リア)SDG-HX9JLBE神奈川中央交通 ポンチョロング(マイナーチェンジ後)SDG-HX9JLBE船橋新京成バス ポンチョロング(マイナーチェンジ後)SKG-HX9JLBE八晃運輸「医大めぐりん」
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