八晃運輸とは? わかりやすく解説

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八晃運輸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/19 15:52 UTC 版)

八晃運輸株式会社
種類 株式会社
本社所在地 日本
703-8263
岡山県岡山市中区倉益363-2
北緯34度38分25.2秒 東経133度58分45.8秒 / 北緯34.640333度 東経133.979389度 / 34.640333; 133.979389座標: 北緯34度38分25.2秒 東経133度58分45.8秒 / 北緯34.640333度 東経133.979389度 / 34.640333; 133.979389
設立 1974年昭和49年)10月19日[1]
業種 陸運業
法人番号 5260001005389
事業内容 一般乗合旅客自動車運送事業[1]
代表者 代表取締役 成石敏昭[1]
主要株主 株式会社アウルホールディングス
外部リンク https://owl-holdings.co.jp/group_company/hakkounnyu
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八晃運輸株式会社(はっこううんゆ)は、岡山県岡山市中区に本社を置くバス会社である。岡山県バス協会会員[2]

概要

岡山市において、乗合バス事業を行う。

1974年(昭和49年)設立。かつてはタクシー事業を行っていたが、2012年7月20日、岡山市内循環バス「めぐりん」を運行開始して乗合バス事業に参入。タクシー事業は2022年にグループ企業のサンタクシー株式会社へ統合され、以降は乗合バス専業となっている[3]

持株会社である株式会社アウルホールディングス(2003年7月設立、本社:岡山県岡山市南区妹尾3273-3)[4]の傘下に属する。

アウルグループ(旧・八晃グループ)内には、環境部門(浄化槽管理・清掃・産業廃棄物処理・ゴミ処理・肥料製造・古紙リサイクル・製紙・自動車リサイクル)、福祉部門(保育園・老人ホーム経営)と並び、運輸事業部(タクシー・バス)[5]があり、八晃運輸・吉備交通・サンタクシー(旧社名・大和交通)の3社で構成される。かつては3社で「サンタクシーグループ」[6]として営業していたが、前述の事業統合により八晃運輸が乗合バス、吉備交通が貸切バス、サンタクシーがタクシーをそれぞれ運行する体制となっている。

社名・ブランド名の由来は、「あきらか、かがやく、ひかる、ひかり」を意味する「晃」が「八方に広がる」ことから「八晃運輸」と命名し、八方に光り輝く太陽をイメージして「サンタクシー」と命名した[7]

事業所

  • 八晃運輸株式会社(乗合バス)[1]
    • 本社:岡山県岡山市中区平井1097-18
  • サンタクシー株式会社(タクシー)[6]
    • 本社:岡山県岡山市中区平井1097-18(八晃運輸と同所)
    • 倉益営業所:岡山県岡山市中区倉益363-2
  • 吉備交通株式会社(貸切バス・旅行業)[8]
    • 本社・松浜営業所:岡山市南区松浜町15-16

沿革

  • 1969年(昭和44年)5月22日 - 株式会社大和交通を設立。
  • 1970年(昭和45年)4月18日 - 吉備交通株式会社を設立。
  • 1974年(昭和49年)10月19日 - 八晃運輸株式会社を設立(資本金3,000万円)。岡山県岡山市当新田443-1に本社を置く。
  • 1995年(平成7年)3月 - 本社を岡山県岡山市中区倉益363-2へ移転。
  • 2002年(平成14年)
    • 9月 - タクシー事業部平井営業所を開設、登録車両30台で営業開始(岡山市中区平井1097-18)
    • 12月 - タクシー事業部平井営業所、登録車両80台となる。
  • 2003年(平成15年)8月 - タクシー事業部平井営業所、登録車両100台となる。
  • 2005年(平成17年)
    • 7月 - タクシー事業部西営業所を開設、登録車両10台で営業開始(岡山市北区吉備津字飯山1951-1)。タクシー事業部平井営業所、登録車両150台となる。
  • 2009年(平成21年)
    • 12月 - タクシー事業部平井営業所、登録車両159台となる。タクシー事業部西営業所、登録車両78台となる。
  • 2012年(平成24年)7月 - バス事業部を開設、市内循環バス「めぐりん」を運行開始。専用車両7台で営業開始。
  • 2013年(平成25年)- 八晃運輸・吉備交通・大和交通の3社でタクシー事業のブランドを「サンタクシー」へ統一。
  • 2022年(令和4年)
    • 7月 大和交通をサンタクシー株式会社へ社名変更。
    • 8月 サンタクシーグループ3社のタクシー事業をサンタクシー株式会社へ統合、八晃運輸はバス専業となる。
  • 2025年(令和7年)
    • 4月1日 岡山市支線バス「妹尾・北長瀬線」の運行開始[9]
    • 9月1日 市内循環バス「めぐりん」全線の運行を休止(予定)[10]

特記外出典[6][7]

バス事業

妹尾・北長瀬線

  • 妹尾駅 - 荒田南 - 荒田 - 古新田南 - 古新田中・トレンド前 - 今保・ナガセヴィータ前 - 御南小前 - 西バイパス西詰 - 辰巳西公園前 - 問屋町東 - 北長瀬未来ふれあい総合公園前 - 北長瀬駅

2025年4月1日運行開始。岡山市の実施する市内バス路線再編計画により「公設民営方式」で設置される「支線バス」路線の第一弾[9][11]

運賃は200円均一。ICカード利用時は180円均一。小学生・おかやま愛カード及び障害者手帳提示・ハレカハーフでの利用は運賃半額。未就学児は無料。利用可能な決済方法は現金・Hareca・Hareca Half・PayPay・回数券。

市内循環バス「めぐりん」

岡山市中心部で運行する循環バス。自社運行。2012年(平成24年)7月20日運行開始。2025年(令和7年)9月1日運行休止(予定)[10]

タクシー事業

サンタクシー株式会社に統合され、営業中[6]。一般社団法人岡山県タクシー協会加盟[12]

車両

バス車両

バス車両は日野自動車製が主体で、日産ディーゼル製を少数保有している。

予備車として、富士重工8Eボディ架装の日産ディーゼル・RN(KK-RN252CSN)が1台在籍していた。なお富士重工製ボディのKK-RNは、この1台のみ製造されたものとなっている(他は西日本車体工業製ボディ)[要出典]

タクシー車両

タクシー車両はグループ共通で、小型車(5ナンバー)のトヨタ・コンフォートを保有する[13]

カラーリングは東京都グリーンキャブによく似たエメラルドグリーンで、チェッカー模様の帯をオレンジ色に変えている(グリーンキャブは灰色)。帯の下に同色のオレンジ色で「サンタクシー」のロゴが入り、屋根上に青色の「サンタクシー」の行灯を乗せる[13]

脚注

  1. ^ a b c d グループ企業 八晃運輸株式会社”. アウルホールディングス. 2025年8月20日閲覧。
  2. ^ 会員一覧”. 公益社団法人岡山県バス協会. 2025年8月19日閲覧。
  3. ^ タクシー部門が3社統合致します”. アウルホールディングス (2022年7月14日). 2025年8月20日閲覧。
  4. ^ 会社概要 株式会社アウルホールディングス
  5. ^ グループ企業”. アウルホールディングス. 2025年8月20日閲覧。
  6. ^ a b c d 会社概要”. サンタクシーグループ. 2025年8月19日閲覧。
  7. ^ a b グループ企業 サンタクシー株式会社”. アウルホールディングス. 2025年8月19日閲覧。
  8. ^ グループ企業 吉備交通株式会社”. アウルホールディングス. 2025年8月20日閲覧。
  9. ^ a b 妹尾・北長瀬線(令和7年4月1日運行開始)”. 岡山市. 2025年8月20日閲覧。
  10. ^ a b 【重要】 ≪医大右線・京橋線≫ 運行休止のお知らせ”. めぐりん公式サイト (2025年7月8日). 2025年8月20日閲覧。
  11. ^ めぐりんバス「妹尾・北長瀬線」運行開始”. アウルホールディングス (2025年4月5日). 2025年8月20日閲覧。
  12. ^ 加盟会社一覧”. 一般社団法人岡山県タクシー協会. 2025年8月20日閲覧。
  13. ^ a b 車両・料金 サンタクシーグループ

関連項目

外部リンク




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