RDFおよびセマンティック・ウェブにおけるリソース
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 20:20 UTC 版)
「リソース (WWW)」の記事における「RDFおよびセマンティック・ウェブにおけるリソース」の解説
詳細は「Resource Description Framework」を参照 1999年にリリースされたRDF (Resource Description Framework) はリソースについて記述すること、言い換えればリソースのメタデータを標準的な方法で言明すること、を第一に意図している。RDFによるリソース記述はトリプル(主語・述語・目的語)を単位とし、主語は記述するリソース、述語はプロパティの種類、目的語はデータや他のリソースを表す。述語自身もリソースとしてURIで識別される。つまり、"title"(タイトル)や"author"(著者)といった述語もRDFではリソースとして表現され、他のトリプルの主語として再帰的に使うことができる。この帰納的な原理に基づき、RDF SchemaやOWLといったRDFの語彙ではクラスやプロパティ、その他の概念をURIで識別される抽象リソースの形で定義している。 RDFでは無名リソースまたはブランクノードと呼ばれるURIを持たないリソースも実用のために定義されている。
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