PowerPC 7400
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/26 08:51 UTC 版)
「PowerPC G4」の記事における「PowerPC 7400」の解説
7400(コードネームはMax)は1999年夏の終わりにデビューし、G4という愛称をつけられた最初のプロセッサであった。このチップは350MHzから500MHzの間で動作し、1,050万トランジスタを含んでおり、モトローラのHiPerMOS6プロセスを使って製造された。チップのダイサイズは83mm2で銅配線技術を使用している。 モトローラはAppleに対して500MHzまでの動作クロックの製品を出荷すると約束していたが、初期の歩留まりは非常に悪かった[要出典]。このことにより、AppleはPower Mac G4の500MHzモデルの広告を取り消さざるを得なかった。Power Macシリーズは400、450、500MHzのクロックを突然350、400、450MHzに落とした。Appleとモトローラの関係には溝ができ、これによりAppleはIBMに対してモトローラの7400シリーズの製品歩留まりを上げるのを助けてくれるように頼んだと報じられた。500MHzモデルは2000年2月16日に再度採用された。
※この「PowerPC 7400」の解説は、「PowerPC G4」の解説の一部です。
「PowerPC 7400」を含む「PowerPC G4」の記事については、「PowerPC G4」の概要を参照ください。
- PowerPC 7400のページへのリンク