ポート‐スキャン【port scan】
ポートスキャン
ポートスキャンとは、ネットワークに接続してるコンピュータで通信可能になっている通信用経路のポートを順番に探していくことである。
ポートは、インターネットなどで利用されている通信プロトコルのTCP/IPにおける通信経路を区別するための番号である。ポート番号は0に始まり、最大65535番まで利用可能である。HTTPならば80番、などのように、用途に応じた標準的な番号が決まっている場合もある。
ポートスキャンはパケットの送受信によって行われる。具体的な手法としては、TCPスキャン、SYNスキャンなど、いくつかの手法がある。
ポートスキャンは、本来、ネットワーク管理者がポート管理を行う目的で行われる。しかし、コンピュータを攻撃するための準備段階で、つまり、コンピュータに侵入するために適当なポート番号を見つける目的で行われる場合もある。管理者が、悪意を持ったユーザーがアクセスしてくる前にポートスキャンを実施し、セキュリティチェックを行うことは、疑似アタックテストと呼ばれる。
「port scan」の例文・使い方・用例・文例
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