PLCC
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/12 10:02 UTC 版)
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PLCC(Plastic leaded chip carrier)とは、電気部品の半導体集積回路のパッケージの一種でQFJとも言う。
特徴
- 専用ソケットを使えば、部品交換が比較的簡単に行なえる。
- 専用ソケットを使わずに基板に直接ハンダ付けすることもあり、その場合でもソケット有りと無しとで同じ配線パターンで済ませられる。
- 表面実装のためプリント基板の配線が比較的自由となる。
- 専用ソケットから取り外すのにはピンセットに似る安価な専用工具を用いると簡単。精密ドライバーなどで強引に外すことも可能だが足が曲がる危険がある。
- 従来はプリント基板上の占有面積が比較的小さくて済んだが、近年ではより小さなパッケージと微細な外部接続ピンを持つ電子部品が一般化したため、むしろ占有面積が大きいといえる場合もある。
種類
- QFJ20 (PLCC20) - (10-0-10-0)
- QFJ32 (PLCC32) - (7-9-7-9)
- QFJ52 (PLCC52) - (13-13-13-13)
- QFJ68 (PLCC68) - (17-17-17-17)
- QFJ84 (PLCC84) - (21-21-21-21)
PLCC (Plastic leaded chip carrier)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 05:22 UTC 版)
「パッケージ (電子部品)」の記事における「PLCC (Plastic leaded chip carrier)」の解説
詳細は「PLCC」を参照 PLCC(Plastic leaded chip carrier) はQFPの四方の端子をJ型に曲げたPlastic製のものである。QFJ(Quad Flat J-leaded Package)とも呼ばれる。LCCと名称が似ているが全く別のものである。Plasticでないものや素材を限定しないものはLCC(Leaded Chip Carrier)と呼ばれることがある。QFPより実装面積が小さくでき、ソケットによる実装も比較的多い。 SOP 上面図と拡大断面図 SOJ 上面図と拡大断面図 QFP 拡大断面図 図示されていないが、四方に端子が伸びる PLCC 拡大断面図 四方に端子が出る
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