OracleDataAdapter.UpdateBatchSize プロパティ

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

OracleDataAdapter.UpdateBatchSize プロパティ

メモ : このプロパティは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

バッチ処理サポートを有効にするかどうか、および、1 回のバッチで実行可能なコマンド数を指定する値を取得または設定します。

名前空間: System.Data.OracleClient
アセンブリ: System.Data.OracleClient (system.data.oracleclient.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Overrides Property
 UpdateBatchSize As Integer

Visual Basic (使用法)

Dim instance As OracleDataAdapter
Dim value As Integer

value = instance.UpdateBatchSize

instance.UpdateBatchSize = value

C#

public override int UpdateBatchSize { get;
 set; }

C++

public:
virtual property int UpdateBatchSize {
    int get () override;
    void set (int value)
 override;
}

J#

/** @property */
public int get_UpdateBatchSize ()

/** @property */
public void set_UpdateBatchSize (int
 value)

JScript

public override function get
 UpdateBatchSize () : int

public override function set
 UpdateBatchSize (value : int)

プロパティ値
バッチごとに処理される行数。

値	動作
0	TSystem.Data.OracleClient.OracleDataAdapter は、サーバーが処理可能な最大バッチ サイズを使用します。
1	バッチ更新を無効にします。
> 1	一度に送信される変更内容は UpdateBatchSize のバッチ サイズに基づきます。

1 を超える値を設定する場合、OracleDataAdapter に関連付けられたすべてのコマンドは、それぞれの UpdatedRowSource プロパティに None または OutputParameters が設定されている必要があります。それ以外の場合は、例外がスローされます。

解説

DataSet からの変更内容でデータ ソースを更新するには、UpdateBatchSize プロパティを使用します。これにより、サーバーへのラウンドトリップ数が減り、アプリケーションのパフォーマンスが向上します。

ゼロより小さい値を設定した場合、ArgumentOutOfRangeException がスローされます。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
OracleDataAdapter クラス
OracleDataAdapter メンバ
System.Data.OracleClient 名前空間