NCS&Aとは? わかりやすく解説

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NCS&A

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/08 09:49 UTC 版)

NCS&A株式会社
NCS&A Co., Ltd.
種類 株式会社
市場情報
東証スタンダード 9709
1989年12月上場
本社所在地 日本
530-6112
大阪府大阪市北区中之島3-3-23
設立 1966年9月21日
業種 情報・通信業
法人番号 8120001072787
事業内容 ITソリューションサービス
代表者 代表取締役会長 松木謙吾
代表取締役社長 辻隆博
資本金 37億7,510万円(2025年3月末)
売上高 連結204億93百万円
単独192億56百万円
(2025年3月期)
純資産 連結142億26百万円
単独133億85百万円
(2025年3月末)
総資産 連結213億20百万円
単独202億4百万円
(2025年3月末)
従業員数 連結1,219名
単独933名
(2025年3月末)
決算期 3月31日
主要株主 (株)ZEN 11.44%
明治安田生命保険(相)6.56%
(2025年3月末)
主要子会社 エブリ(株)100%
恩愛軟件(上海)有限公司 100%
NCSサポート&サービス(株)100%
外部リンク NCS&A株式会社
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NCS&A株式会社(エヌシーエスアンドエー)は、日本のITソリューション企業のシステムインテグレーター独立系)。1961年10月1日創業。2014年8月1日に日本コンピューター・システム株式会社が株式会社アクセスを吸収合併し、現商号に変更した。

企業理念

[1]

社是(創業の精神)
コンピューターは社会に奉仕する
経営理念
私たちは、確かな技術で新たな価値を創造し、社会に貢献します
行動指針
私たちは宣言します
夢と未来にむかって、あたらしさへ挑戦します
お客様の心の声に、しなやかな発想で応えます
的確な判断と責任のもと、すばやく行動します
企業メッセージ
Grow on with Clients, now and forever

沿革

[2]

  • 1961年(昭和36年)10月 - 前身である日本システム・マシン株式会社に電子計算機部を新設し、コンピュータの専門会社設立に備える。
  • 1966年(昭和41年)9月 - 日本システム・マシン株式会社から電子計算機部が分離独立し、日本コンピューター株式会社を設立。
  • 1966年(昭和41年)10月 - 日本コンピューター・システム株式会社に商号変更。
  • 1983年(昭和58年)4月 - コンピュータ保守を行う子会社・オーエーエンジニアリング株式会社を設立。
  • 1989年(平成元年)12月 - 大阪証券取引所第二部に上場。
  • 1993年(平成5年)5月 - コンピュータシステム運用サービスを行う子会社・エヌシーエステクノロジー株式会社を設立。
  • 1999年(平成11年)3月 - プライバシーマーク使用許諾事業者の認定を受ける。
  • 2000年(平成12年)1月 - ISO9001の認証を取得。
  • 2003年(平成15年)4月 - ISO14001の認証を取得(2017年4月より自主運用)。
  • 2004年(平成16年)3月 - ISMS適合性評価制度の認証を取得。
  • 2004年(平成16年)3月 - 中国上海市に恩喜愛思(上海)計算機系統有限公司(NCS上海)を設立。
  • 2007年(平成19年)3月 - ISMS認証基準の国際規格化に伴い、ISO27001の認証に移行。
  • 2012年(平成24年)3月 - IT支援サービスを行う子会社、NCSサポート&サービス株式会社を設立。
  • 2012年(平成24年)4月 - オーエーエンジニアリング株式会社がエヌシーエステクノロジー株式会社を合併し、エブリ株式会社に商号変更。
  • 2013年(平成25年)7月 - 大阪証券取引所と東京証券取引所の現物株市場統合に伴い、東京証券取引所第二部に上場。
  • 2014年(平成26年)8月 - 株式会社アクセスを吸収合併し、NCS&A株式会社に商号変更。
  • 2014年(平成26年)10月 - NCS上海とアクセスの子会社 阿克塞斯軟件(上海)有限公司が合併し、恩愛軟件(上海)有限公司(NCS&A上海)に商号を変更。
  • 2016年(平成28年)12月 - ベルギー・Luciad社の地理空間情報ソフトウェア製品の販売を開始。
  • 2017年(平成29年)4月 - 日本アイ・ビー・エム株式会社とのパートナーシップにより 「IBM Watson Explorer」の取扱いを開始。
  • 2017年(平成29年)4月 - 株式会社サトーからIBM i 事業を譲受。
  • 2022年(令和4年)4月 - 東京証券取引所の市場区分再編に伴い、東京証券取引所スタンダード市場に上場。

資格認定・認証取得

[3]

国際規格

  • ISO 9001:2015 / JIS Q 9001:2015
  • ISO/IEC 27001:2022 / JIS Q 27001:2023

国内認定・認証制度

  • プライバシーマーク使用許諾事業者(JIPDEC認定)
  • 健康経営優良法人2025
  • 大阪市女性活躍リーディングカンパニー
  • 子育てサポート企業認定「くるみん」
  • 仕事と介護を両立できる職場環境「トモニン」

事業所

[3] サテライト・オフィスを導入している。

大阪地区

  • 本社:大阪市北区中之島三丁目3番23号 中之島ダイビル
  • 難波オフィス:大阪市浪速区湊町一丁目2番3号 マルイト難波ビル
  • 新大阪オフィス:大阪市淀川区宮原四丁目5番41号 新大阪第2NKビル
  • 尼崎オフィス:兵庫県尼崎市潮江一丁目2番6号 JRE尼崎フロントビル

東京地区

  • 東京本社:東京都千代田区外神田二丁目2番3号 住友不動産御茶ノ水ビル
  • 汐留オフィス:東京都港区東新橋一丁目9番1号 東京汐留ビルディング
  • 大井町オフィス:東京都品川区大井一丁目28番1号 住友不動産大井町駅前ビル

名古屋地区

  • 名古屋支社:名古屋市中村区名駅南二丁目14番19号 住友生命名古屋ビル

製品・サービス

[4] 主要な製品・サービスは、ソフトウェア、および、コンピュータやネットワーク機器の販売、またそれらを組み合わせたITサービス(コンピュータシステムの構築・インテグレーション・マイグレーション)の提供である。

ソフトウェア・ITサービス

NCS&Aのソフトウェアは、企業システム向けである。システムの可視化を行うソフトウェア・サービスや、業種に特化した業務パッケージソフトの開発、販売、カスタマイズ提供を行っている。自社開発パッケージソフトの他、他社開発ソフトウェアの販売・カスタマイズ提供も行っている。また、顧客特化したシステムインテグレーション、レガシーシステムから移行するマイグレーションサービスを提供している。

提供している主な自社開発ソフトウェア・ITサービス

システムの可視化(Planetシリーズ)
  • メインフレームの可視化ツール〈REVERSE PLANET〉
  • オープンシステムの可視化ツール〈ReverseNeo〉
  • システム資産マイグレーションサービス〈AirsNeo〉
  • 統合情報モニタ基盤〈ScopNeo〉
  • アプリケーション開発基盤〈Planet基盤〉
  • IBM i システム解析ツール〈PLANET/COMET i〉
  • DX支援サービス
業種別業務パッケージ
  • 給付金システム〈The給付〉
  • 申告受付システム〈The確定申告〉
  • 福祉用具レンタルシステム〈The SWAT〉
  • ホテル向けインターネット予約エンジン〈i-honex〉
  • オーダーエントリーシステム〈E.M.O〉
  • 外食業トータルシステム〈料理人〉
  • ホテル外食業界向け資材調達サイト〈WRSH〉
  • 家賃債務保証基幹システム〈Guras〉
  • 個人信用情報接続サービス〈Ccms〉

過去のCM

脚注

  1. ^ 企業理念|NCS&A株式会社”. NCS&A (2019年10月23日). 2025年7月29日閲覧。
  2. ^ 沿革|NCS&A株式会社”. NCS&A (2019年10月23日). 2025年7月29日閲覧。
  3. ^ a b 会社概要|NCS&A株式会社”. NCS&A (2019年10月23日). 2025年7月29日閲覧。
  4. ^ 製品 • サービス一覧|NCS&AのITシステム・サービス”. NCS&A (2019年10月28日). 2025年7月29日閲覧。

外部リンク




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