NASとSANの違い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/21 20:48 UTC 版)
「ネットワークアタッチトストレージ」の記事における「NASとSANの違い」の解説
詳細は「ストレージエリアネットワーク」を参照 NASはストレージエリアネットワーク(SAN)に対抗して命名されたが、ネットワークの種類、提供するストレージ形態、価格帯等の観点で大きく異なる。 NAS 汎用的かつ安価なイーサネットを用いたLocal Area Network 共有するもの:ファイル 導入コスト・保守コストともに安い SAN 高価なファイバーチャネルネットワーク 共有するもの:ストレージのリソースプール。遠隔にあるディスクがローカルディスクのように振る舞う。ファイル共有不可 拡張性、セキュリティ、安定性が高いと考えられている データベースやグループウェア等のアプリケーションの一部ではNAS上にデータを生成する事が許さない場合もある。このようにSANでしか対応できないアプリケーションもある反面、同一ディスク領域の共有を許さない性格上、ファイルサービスに限るとNASが優れる。注:SANでもディスクおよびファイバーネットワークを一つの筐体に収めて、OSにファイルサーバ機能を持たせればNASになる。NASも大規模なものはSANで構成される。
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