Mac版Steam
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/29 17:35 UTC 版)
2010年5月12日より、Valve社のゲームエンジン、Source Engineの対応と合わせ、Mac版のSteamが利用可能になった。立ち上げに併せ、Source Engineを用いたValve作品の代表作であるHalf-Life 2シリーズ、Left 4 Deadシリーズ、『Counter-Strike』などがラインナップに上がったほか、『Team Fortress 2』も一足遅れて対応となった。順次独立系開発会社の製品も多くがMac対応版をリリースした。Mac向けのSteamはすべてのSteamworks APIをサポートしており、さらに「Steam Play」という新機能により、Windows版、Mac版どちらかの同製品を購入したユーザーは、同一のライセンス・一本分の値段で複数のプラットフォーム・バージョンをもプレイすることが可能となった。またMac版は一部ローカライズされている部分が欠落されており、メニュー等が一部英語になっている。Mac版におけるチャット等の日本語入力においては不安定であり「こんにちは」と入力し確定すると「こここここ」など最初の文字だけになったり、「こんにちはこんにちは」と二重になる場合がある。 macOS Catalina以降は32ビットのアプリケーションが動作しなくなったため、一部のゲームが動作不可となっている。ただし対処法としてmacOS Mojave以前のバージョンを使用する、Boot Campを使用する、Steam Playを使用するなどがある。
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