M25“三連射バズーカ”とは? わかりやすく解説

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M25“三連射バズーカ”(M25 Three Shot Bazooka)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/29 23:33 UTC 版)

バズーカ」の記事における「M25“三連射バズーカ”(M25 Three Shot Bazooka)」の解説

M20を基に、後筒部分に次発装装置と3連弾倉を装備して連発可能にしたもので、1951年制式化、“Three Shot Bazooka”(三連バズーカ)の名称で呼ばれた。 後筒部を二重化し、上部装着した弾倉から次弾をレバー操作で内筒を開閉して装弾することにより毎分8 - 10発(弾倉交換時間を含む)の連発射撃が可能で、従来バズーカ単発手動装填のために連続射撃難しい点を解決するものとして期待されたが、複数予備弾収めた弾倉装着した状態では総重量が40kgに迫るものとなり、人間が肩担することが難しいものとなったこのため運用には専用三脚重量40ポンド(18.16kg)と3名以上の要員が必要となり、「携帯式対戦車兵器」とは分類し難いものとなった同じく大型大重量で肩担が不可能なM40 106mm無反動砲比べれば軽量なものの、威力で劣るにもかかわらず運用面での優位性がないことから、兵器として存在意義疑われるものとなり、更に、実用試験結果従来のものを人力手動装弾することに比べてさほどの速射性発揮されないこと、実射実験中に連続射撃行ったところ、装填部の過熱により弾倉内の次弾が暴発する事故起きたことから、制式化され1,500基が生産されたものの、部隊配備行われず試作のみで計画終了となったM25実用試験一環として朝鮮戦争試験的に運用されたが、実際に実戦使用されたかについては不明である。 M25 装弾M25 弾倉

※この「M25“三連射バズーカ”(M25 Three Shot Bazooka)」の解説は、「バズーカ」の解説の一部です。
「M25“三連射バズーカ”(M25 Three Shot Bazooka)」を含む「バズーカ」の記事については、「バズーカ」の概要を参照ください。

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