Light novelとは? わかりやすく解説

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ライト‐ノベル

《(和)lightnovel10代から20代読者想定した娯楽性の高い小説会話文多用するなどして、気軽に読める内容のものが多い。ラノベ


ライトノベル

(Light novel から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/23 18:43 UTC 版)

ライトノベルは、日本で生まれた言葉で、娯楽小説のジャンルの1つ[1]。英単語のlightnovelを組み合わせた和製英語で、略語ラノベ[2]


注釈

  1. ^ テレビアニメ『無敵超人ザンボット3』の「神北恵子」を男性形に変えたハンドル。
  2. ^ 2004年明治書院より刊行された『日本現代小説大事典』(ISBN 978-4-625-60303-7)では、コバルト文庫やスニーカー文庫を「ジュニア小説」もしくは「キャラクター小説」と分類する(P1439-1441)。
  3. ^ ライトノベルとは異なるジャンルの事例ではあるが、2007年に集英社が過去の名作の新装版を発行するにあたって、太宰治著『人間失格』の表紙イラストに漫画家小畑健を起用したところ、その年の『人間失格』の売り上げが異例の9万部を記録したことがある(例年は1-2万部)「人間失格:「デスノート」の小畑健が表紙描く 異例の9万部突破」毎日jp、2007年8月23日。
  4. ^ 同一作品が『小説家になろう』だけでなく『アルファポリス』などの他サイトにも投稿される場合があることも誤認を受ける要因と考えられる。
  5. ^ 更に遡れば、2012年にNHN Japanが配信した小説アカウントにユーザーが話しかける形でストーリーが送られてくる『トークノベル』が似ている。
  6. ^ SNSpixiv』の小説機能でも2020年4月16日から単語変換機能というのは導入されたがそれより以前から。
  7. ^ これらが一般人に「一般文芸」として認知されているかどうかは、正確なデータがなく不明である。
  8. ^ 例えば「ライトノベル進化論」『読売新聞』2006年11月7日・14日・21日や『クイック・ジャパン Vol.54』 太田出版、2004年など。

出典

  1. ^ "ライトノベル". 『知恵蔵』(朝日新聞出版、2008年). コトバンクより2022年3月13日閲覧
  2. ^ "ライトノベル". 『日本大百科全書(ニッポニカ)』(小学館). コトバンクより2022年3月13日閲覧
  3. ^ あらすじに基づくライトノベルの定義作成”. 東京都市大学. 2022年5月11日閲覧。
  4. ^ ライトノベルの現状と将来”. 高崎経済大学. 2022年5月11日閲覧。
  5. ^ a b ライトノベル完全読本”. 日経BP. 2006年6月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年6月27日閲覧。
  6. ^ a b c d e f 榎本秋『ライトノベル文学論』2008年10月、NTT出版ISBN 978-4-7571-4199-5
  7. ^ 一柳廣孝、久米依子編著「ライトノベル・スタディーズ」青弓社
  8. ^ 東浩紀著「ゲーム的リアリズムの誕生」p27
  9. ^ 日本経済新聞2020年5月17日朝刊文化時評
  10. ^ 大橋 2014, pp. 46, 49.
  11. ^ 大橋 2014, p. 18.
  12. ^ a b 大橋 2014, p. 103.
  13. ^ 新城 2006, p. 42.
  14. ^ 杉浦 2008, pp. 92–93.
  15. ^ SUGOI JAPAN AWARD2017 ライトノベル部門、2017年3月28日閲覧[リンク切れ]
  16. ^ S‐Fマガジン編集部『SFが読みたい! 2017年版』早川書房、2017年
  17. ^ 大橋崇行・山中智省『小説の生存戦略 ライトノベル・メディア・ジェンダー』青弓社 2020年 p.69 ISBN 978-4787292551
  18. ^ a b KADOKAWA 井上伸一郎に聞く -WEB発の新ジャンル 新文芸-
  19. ^ 愛咲優詩 (2018年3月3日). “意外と知らない「ライトノベル」ブームの現在”. 東洋経済オンライン. p. 2. 2021年3月13日閲覧。
  20. ^ a b 『このミステリーがすごい!』編集部 『このライトノベルがすごい! 2005』 宝島社、2004年、ISBN 4-7966-4388-5
  21. ^ 日経キャラクターズ編集部 『ライトノベル完全読本 vol.2』 日経BP〈日経BPムック〉、2004年、ISBN 4-8222-1708-6
  22. ^ 山中智省「ライトノベルという出版メディアの確立─一九九〇年代の電撃文庫の様相から─」『目白大学人文学研究』第19号、目白大学、2023年3月31日、1-19頁、ISSN 1349-5186 
  23. ^ ライトノベル進化論】(下)「良質な青春小説」のような…?読売新聞社、2006年11月21日、2007年9月29日閲覧。[リンク切れ]
  24. ^ 新城 2006, p. 17.
  25. ^ 新城カズマ 『ライトノベル「超」入門』 ソフトバンク〈ソフトバンク新書〉、2006年、ISBN 4-7973-3338-3
  26. ^ 新城 2006, pp. 35–50.
  27. ^ ライトノベル研究序説, p. 187.
  28. ^ 飯田一史 (2013年8月8日). “第7回 エンターブレイン アクセス数より「勘と口コミ」”. 新文化 (新文化通信社). https://www.shinbunka.co.jp/rensai/netnovel/netnovel07.htm 2017年7月1日閲覧。 
  29. ^ ライトノベル研究序説, pp. 27–30.
  30. ^ 新城 2006, p. 69.
  31. ^ 新城 2006, pp. 100–104.
  32. ^ 新城 2006, pp. 105–109.
  33. ^ 新城 2006, pp. 109–116.
  34. ^ 大森望、三村美衣『ライトノベル☆めった斬り!』太田出版、2004年。ISBN 9784872339048 
  35. ^ 【第2回】角川歴彦とメディアミックスの時代 | 最前線 - フィクション・コミック・Webエンターテイメント
  36. ^ 「オタク出版の研究」『出版月報』、2007年9月。
  37. ^ 続々創刊、ライトノベル」『コラム』 出版科学研究所、2007年10月10日、2022年3月13日閲覧。
  38. ^ ガガガ文庫とルルル文庫 Archived 2007年10月16日, at the Wayback Machine.」 全国書店新聞、2007年3月21日。
  39. ^ "なろう系". デジタル大辞泉プラス. コトバンクより2020年7月9日閲覧
  40. ^ 大橋 2014, p. 49.
  41. ^ 新城 2006, p. 52.
  42. ^ “『ビブリア古書堂の事件手帖』に続く大ヒット作は出るか? いま「キャラクター文芸」がアツい”. ダ・ヴィンチNEWS (KADOKAWA). (2015年3月4日). https://ddnavi.com/news/229282/ 2016年6月1日閲覧。 
  43. ^ マンガのような主人公が活躍、「キャラノベ」が人気のワケ - 日本経済新聞
  44. ^ 「ライト文芸」現代の中間小説 漫画世代に向け創刊ラッシュ - 朝日新聞デジタル[リンク切れ]
  45. ^ 『ファウスト2006WINTER Vol.6』 2005, p. 362.
  46. ^ 「ライトノベル研究」『出版月報』 全国出版協会、2005年5月号。
  47. ^ Walkers Net・輕小?[リンク切れ]
  48. ^ CHiNGWiN Novel[リンク切れ]
  49. ^ 田泰昊 (2016). “韓国のライトノベル――その輸入と進化”. ライトノベル・フロントライン : 95-103. 
  50. ^ gomanga.com「SEVEN SEAS ENTERTAINMENT LAUNCHES NEW "LIGHT NOVEL" IMPRINT」
  51. ^ TOKYOPOP - 「Romane」参照。
  52. ^ manga carlsen[リンク切れ]
  53. ^ Словарь Аниме-Терминологии(アニメ用語事典)の「ранобэ」を参照。[リンク切れ]




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