LACM 7509 "トーマス"
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「ティラノサウルスの標本」の記事における「LACM 7509 "トーマス"」の解説
LACM 7509は、2003年にモンタナ州カーター郡にて、地元のアマチュア古生物学者のボブ・カリーとロサンゼルス郡立自然史博物館(英語版)のルイス・キアッペが発見した。同年中にキアッペをリーダーとするチームが発掘に取りかかり、発掘された化石は博物館に収蔵された。トーマス(Thomas)の名前は発見者であるカリーの兄弟に由来する。 2008年当時発見されていた中では最も新しい時代のティラノサウルスの個体であり、ヘルクリーク累層のうち極めてK-Pg境界に近い層準から産出している。発掘は2003年から2005年にかけて行われ、2008年3月末時点で70%の組み立て作業のうち70%が完了した。 2005年に国立科学博物館などで開催された「恐竜博2005」において、オリジナルの歯の化石がスーやスコッティの標本と共に展示された。 イタリアの博物館で展示されるトーマスのレプリカ
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