インティマシー・コーディネーター
インティマシー・コーディネーターは、映画やドラマの撮影現場における「濡れ場」の調整やサポートを担当する人のこと。性的な描写のあるシーンを撮影する現場で、監督と俳優の間に立ち、俳優の精神面のケアなどをしつつ撮影の進行を補助する役割を担う。
インティマシー(intimacy)は「親密であること」や「男女の肉体関係」などを意味する英単語。映像制作の業界では「濡れ場」を意味する語として用いられる。
2022年の「第39回ユーキャン新語・流行語大賞」のノミネート語に「インティマシー・コーディネーター」がエントリーした。同年10月にフジテレビ系列でスタートしたドラマ「エルピス—希望、あるいは災い—」の制作スタッフとしてインティマシー・コーディネーターがクレジットされ注目されたことや、かねてより映画界でのセクハラ告発が注目されていたことなどが選出の主な要因であろう。
インティマシー‐コーディネーター【intimacy coordinator】
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