iesys.exe
別名:アイシス
iesys.exeとは、リモートアクセス型トロイの木馬の一種である。2012年7月に著名人のPCから殺人予告メールを発信し、冤罪・誤認逮捕事件を引き起こしたことで知られる。
iesys.exeはPCに感染してバックドアを設置し、PCの遠隔操作を可能にするタイプのマルウェアである。バックドア型のマルウェアは個人情報の窃取やゾンビマシン化などの用途で利用されることが多いとされるが、2012年7月の誤認逮捕事件では、なりすましによる殺人予告メールの発信という手口に利用された。
ウィルス・ワーム: | ヒューリスティックスキャン ポリモーフィック型ウィルス ボット型ウィルス iesys.exe Koobface カスケードウイルス 感染 |
パソコン遠隔操作事件
(Iesys.exe から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/07 17:55 UTC 版)
パソコン遠隔操作事件(パソコンえんかくそうさじけん)とは、2012年(平成24年)の初夏から秋にかけて、日本国内で発生したサイバー犯罪事件である。インターネット電子掲示板「2ちゃんねる」を介して複数人のパソコンが遠隔操作され、これを踏み台として襲撃や殺人などの犯罪予告が行われた。遠隔操作ウイルス事件(えんかくそうさウイルスじけん)とも呼ばれる。
- 1 パソコン遠隔操作事件とは
- 2 パソコン遠隔操作事件の概要
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