ITS走行支援装置
ITSの役目として、道路の渋滞解消のための利用者への情報提供、すなわちナピゲーションシステムの高度化や、走行支援のためのインフラ整備といったことがある。そのための情報収集装置として(1)道路状況把握センサー(2)路面状況把握センサーなどが考えられる。(1)には可視画像式センサー、ミリ波式センサー、赤外画像式センサーなどがあり、車両や障害物の検出を行っている。またレーザーレーダー式センサーによって、歩行者の検出にもあたっている。(2)にはレーザーレーダーや可視画像センサーに加えて、電波放射計、光ファイバーセンサーによる道路の凍結、積雪、水膜などの把握がある。これらから得た情報をビーコンによって車両に提供する。さらには車線逸脱防止のためのレーンマーカーも支援システムのひとつと考えられている。
Weblioに収録されているすべての辞書からITS走行支援装置を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。

- ITS走行支援装置のページへのリンク