INTERIXサブシステム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 07:26 UTC 版)
「Windows NT系」の記事における「INTERIXサブシステム」の解説
詳細は「Interix」を参照 POSIX互換のサービスを提供するためのサブシステムである。Windows NT標準のPOSIXサブシステムの不備を解消するため、Softway Systems社(1999年9月17日、Microsoft社に吸収合併)が開発したOpenNTを起源とする。後にUnixライクな環境を提供するServices for UNIXに標準搭載され、Windows NT系OS にネイティブで高品質なPOSIX環境が提供されることとなった。Windows Vistaの上位パッケージやWindows Server 2003よりSUA (Sub-system for UNIX-Based Applications)として標準搭載される。Windows NTに依存した部分がいくつか存在し、コンパイルする際にソースコードの書き換えが必要となることがある。惜しまれつつもWindows8.1 / Windows2012 R2よりInterixサブシステムは廃止された。代替手段としてHyper-Vを利用した仮想Unix環境、もしくはCygwinの利用が推奨されている。
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