II型アレルギー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 14:50 UTC 版)
IgGというタイプの免疫グロブリンが、抗原を有する自己の細胞に結合し、それを認識した白血球が細胞を破壊する反応である。代表的にはB型肝炎やC型肝炎などのウイルス性肝炎が挙げられる。ウイルスを体内から除去しようとする結果、肝細胞が破壊されるため症状を来している。ペニシリンアレルギーも、II型アレルギーの一種である。この種のアレルギーの有無は、クームス試験などの検査によって調べる。 代表的な疾患としては自己免疫性溶血性貧血(AIHA)、不適合輸血、特発性血小板減少性紫斑病(ITP)、悪性貧血、リウマチ熱、グッドパスチャー症候群、重症筋無力症、橋本病、円形脱毛症があげられる。
※この「II型アレルギー」の解説は、「アレルギー」の解説の一部です。
「II型アレルギー」を含む「アレルギー」の記事については、「アレルギー」の概要を参照ください。
- II型アレルギーのページへのリンク