IBM 9345
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/23 14:00 UTC 版)
「IBMのディスク記憶装置」の記事における「IBM 9345」の解説
IBM 9345ハードディスクドライブ(IBM 9345 Hard Disk Drive)はカリフォルニア州サンノゼの研究所で開発され、MRヘッドを初めて使用し、130mmのディスクを8枚用いた5.25インチHDDであり、最大容量は1.5GB。1990年11月にIBMs SCSEのRPQとして出荷された。 1991年10月にIBM 9345 DASDがチャンネル付属していたIBM 9340の一部とES/9000ファミリーがIBMメインフレームに付属していたカウントキーデータDASDサブシステムファミリーを発表した。モデル2のHDD(1.5GB)を2台設置している間、IBM 9345 DASDのモデル1のHDD(1.0GB)を2台設置していた。 IBM 9340/9345は実用的なアプリケーションとして、IBM 3390よりブロック長が短く、IBM 3990のRAMキャッシュが無いIBM 3990/3390と機能的に等しかった。 OSのI/Oスーパーバイザ構成要素には初期化演算子(IECCINT)という特徴があり、他のDASD装置タイプにもサービスを提供された。OSは初期化時IBM 9340の不揮発性キャッシュを持たず、IBM 9345の既定容量より小さいトラック容量を持ち、初期化演算子によってIBM 3990/3390と異なる装置タイプを割当てた。
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