I wonder (Da-iCEの曲)
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Da-iCEの配信限定シングル | |||||||||||||||||
収録アルバム | 『MUSi-aM』 | ||||||||||||||||
リリース | 2024年4月17日 | ||||||||||||||||
規格 | デジタル・ダウンロード | ||||||||||||||||
ジャンル | J-POP | ||||||||||||||||
時間 | 2分45秒 | ||||||||||||||||
レーベル | avex trax | ||||||||||||||||
作詞者 | 花村想太、工藤大輝、MEG.ME | ||||||||||||||||
作曲者 | 花村想太、MEG.ME、Louis | ||||||||||||||||
チャート順位 | |||||||||||||||||
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「I wonder」(アイワンダー)は、2024年4月17日にavex traxからリリースされたDa-iCEの楽曲。TBS系火曜ドラマ『くるり〜誰が私と恋をした?〜』主題歌に使用された[7][8]。
2024年の『第66回日本レコード大賞』において優秀作品賞に選出された[9]他、第75回NHK紅白歌合戦での初出場を達成した楽曲でもある[10]。
リリース
2024年3月19日、Da-iCEが4月9日放送開始の火曜ドラマ『くるり~誰が私と恋をした?~』の主題歌に新曲として「I wonder」を書き下ろしたことが発表された。同時に公開されたドラマ予告映像にて楽曲が初解禁された[8]。
4月8日、楽曲の17日のリリースがアナウンスされ、配信ジャケットが公開された[11]。配信リリース日の4月17日からはApple MusicとSpotifyにて楽曲のSNSシェアキャンペーンが行われた[12]
5月3日には楽曲のリリースを記念し、LINE MUSICにて 『Da-iCE「I wonder」リリース記念スペシャル生配信@LINE MUSIC』が20時より開催された。生配信では楽曲の制作エピソードのトークやダンスパフォーマンスの披露などが行われ、終了後にはメンバーとのアフタートークができるオープンチャットが開設された[13]。
ミュージックビデオ
2024年4月17日に楽曲のダンスパフォーマンス動画がプレミア公開された。演出には照明のみが使われ、シンプルかつスタイリッシュな構成の映像となっている。公開前には、Stationheadアプリにてメンバーの工藤が出演するリスニングパーティーが開催された[7]。映像は2024年末には3200万回を突破している[10]。
4月24日、楽曲のダンスプラクティス映像がYouTubeにて公開された。映像クリエイターは前作「A2Z」に続いてte2taが務めた[14]。
4月29日、『CDTVライブ!ライブ!』での楽曲の披露の後、ミュージック・ビデオがプレミア公開された。「どんな季節、どんな時間、どんな世界でも君を待つ」というコンセプトを据えた映像となっている[15]。
6月26日にはYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」にメンバー全員で登場し、楽曲を披露した。アカペラ伴奏にはハーモニーグループのNagie Laneが、ヒューマンビートボックスにはDaichi、Bayashi、寒ブリが参加した、楽器を使わないスペシャルアレンジのパフォーマンスがされた[16]。
12月26日には、同年9月19日に豊洲PITにて開催された『Da-iCE 10th Anniversary Live House Tour 2024』から楽曲のライブ映像が公開された[17]。
楽曲解説
作詞・作曲にはメンバーの工藤と花村が参加。ドラマの設定や要素を取り込んだ、“恋愛”と“本当の自分探し”という2つのテーマを色彩に喩え、様々な色彩が重ねられていく表現で描かれた一曲となっている。 コレオグラフは、メンバーの花村想太とavex ROYALBRATSのShungoによって制作された[14]。
楽曲の書き下ろし発表時にDa-iCEは
ドラマのお話を聞いて、世界ってこんなに素晴らしいんだっていうことをヒロインが改めて知っていくストーリーだなと感じて、「I wonder」というタイトルにしました。シンプルなようにみえて複雑に絡み合った4人の恋愛模様をはじめ、主人公の成長物語も歌詞で楽しんでいただきたいなと思い、歌詞はストレートじゃない表現でつくりました。ストレートではないけど、分かりやすい…その狭間を模索しながら、今までで一番話し合いながらつくった楽曲かもしれません。歌詞にでてくるフレーズにもこだわっているので、そのフレーズがどういう意味なのかは、ドラマを見ていただければ少しずつ楽曲とリンクしていくと思うので、ぜひ楽しみにしていただきたいです!
とコメントしている[8]。
チャート成績
Billboard JAPANが集計する総合チャート「Hot 100」には5月1日公開チャートで68位に初登場[18]。その後成績を伸ばし続け、チャートイン10周目となる7月3日公開チャートでTOP10入りを果たす[19]。同月17日公開チャートで最高位の7位を記録した[1]。
ストリーミングチャート「Streaming Songs」では、2024年5月8日公開チャートで67位に初登場[20]。翌週5月15日公開チャートでは前週比142.2%と再生回数が急伸し、36位にジャンプアップした[21][22]。その後も毎週順位を伸ばし[23]、7月17日公開チャートで718万回再生、最高位である4位にランクインした[24]。6月12日公開チャートからは11週連続でトップ10をキープした[25]。
ダウンロードチャート「Download Songs」では4月24日公開チャートで15位に初登場[26]。6月26日公開チャートにて3930DLを売り上げ、最高位である5位にランクインした[27]。
2024年6月27日、楽曲がTikTokで累計6億回再生を突破した[28]。
9月6日、同日公開のBillboard JAPANチャートでストリーミング累計再生回数が1億回を突破した。「CITRUS」「スターマイン」に次ぐ自身3曲目の記録であり、かつ自身最速の1億回突破となった[25]。
2025年1月14日には全世界でのストリーミング累計再生回数が2億回を突破したことが発表された[29]
テレビ披露
日付 | 番組名 | 放送局 | 備考 | 出典 | |
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2024年 | 4月8日 | CDTVライブ!ライブ! | TBS系 | フルサイズ初披露。 | [11] |
4月29日 | 西武園ゆうえんち 夕日の丘商店街から中継で披露。 | [15] | |||
5月1日 | DayDay. | 日本テレビ系 | 番組内のコーナー『boomboom!』にて生パフォーマンス。「スターマイン」との2曲を披露した。 | [30] | |
5月3日 | バズリズム02 | [31] | |||
5月17日 | ミュージックステーション | テレビ朝日系 | 番組初出演。「スターマイン」とのメドレーで披露した。 | [32] | |
5月18日 | with MUSIC | 日本テレビ系 | 番組初出演。「スターマイン」との2曲を披露した。 | [33] | |
6月1日 | MUSIC FAIR | フジテレビ系列 | [34] | ||
7月3日 | FNS歌謡祭2024 夏 | [35] | |||
7月19日 | ミュージックステーション 3時間スペシャル | テレビ朝日系 | 『THE FIRST TAKE』に出演した際の楽器を使わないスペシャルアレンジで披露。 | [36] | |
8月23日 | 音道楽√ | 讀賣テレビ系 | 番組初出演。 | [37] | |
8月31日 | Venue101 | NHK | 番組初出演。 | [38] | |
10月1日 | うたコン | 番組初出演。 | [39] | ||
10月7日 | CDTVライブ!ライブ!2時間半SP | TBS系 | 「TAKE IT BACK」との2曲を披露。 | [40] | |
11月14日 | ベストヒット歌謡祭 2024 | 讀賣テレビ・日本テレビ系 | [41] | ||
11月30日 | ベストアーティスト 2024 | 日本テレビ系 | 「CITRUS」とのスペシャルメドレーでの披露。 | [42] | |
12月16日 | CDTVライブ!ライブ!クリスマスSP | TBS系 | クリスマススペシャルアレンジで披露。 | [43] | |
12月27日 | ミュージックステーション SUPER LIVE | テレビ朝日系 | [44] | ||
12月30日 | 第66回日本レコード大賞 | TBS系 | [45] | ||
12月31日 | 第75回NHK紅白歌合戦 | NHK | NHK紅白歌合戦初出場。 | [46] |
脚注
- ^ a b “Billboard Japan Hot 100”. Billboard JAPAN (2024年7月17日). 2025年4月24日閲覧。
- ^ “Billboard Japan Hot 100 Year End 2024”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2024年12月6日). 2024年4月24日閲覧。
- ^ “Billboard Japan Download Songs”. Billboard JAPAN (2024年7月17日). 2025年4月24日閲覧。
- ^ “Billboard Japan Download Songs Year End 2024”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2024年12月6日). 2024年4月24日閲覧。
- ^ “Billboard Japan Download Songs”. Billboard JAPAN (2024年6月26日). 2025年4月24日閲覧。
- ^ “Billboard Japan Streaming Songs Year End 2024”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2024年12月6日). 2024年4月24日閲覧。
- ^ a b “Da-iCE、新曲「I wonder」配信リリース”. Billboard JAPAN (2024年4月17日). 2025年4月24日閲覧。
- ^ a b c “Da-iCE、新曲「I wonder」が生見愛瑠主演ドラマ『くるり~誰が私と恋をした?~』主題歌に”. BARKS (2024年3月19日). 2025年4月24日閲覧。
- ^ “「レコード大賞」発表!大賞候補はDa-iCE、JO1、ミセス、Omoinotake、ビーファ、ふるっぱーら”. 音楽ナタリー (2024年11月21日). 2025年4月24日閲覧。
- ^ a b “Da-iCE、紅白初ステージに反響 ネット「めちゃくちゃ歌上手い」”. Yahoo! JAPAN (2024年12月31日). 2025年4月24日閲覧。
- ^ a b “Da-iCE、『CDTV』でTV初披露の新曲「I wonder」4/17にリリース決定”. BARKS (2024年4月8日). 2025年4月24日閲覧。
- ^ “「I wonder」リリース記念 SNSキャンペーン実施決定!”. Da-iCE Official (2024年4月17日). 2025年4月24日閲覧。
- ^ “Da-iCE、新曲「I wonder」のリリースを記念してLINE MUSICでスペシャル生配信を実施”. THE FIRST TIMES (2024年4月27日). 2025年4月24日閲覧。
- ^ a b “Da-iCE、新曲「I wonder」ダンスプラクティス動画公開” (2024年4月24日). 2025年4月24日閲覧。
- ^ a b “Da-iCE『CDTVライブ!ライブ!』で新曲「I wonder」を驚きの演出で披露!MVも公開”. THE FIRST TIMES (2024年4月29日). 2025年4月24日閲覧。
- ^ “Da-iCE、メンバー全員で“楽器を使わない”「I wonder」披露 <THE FIRST TAKE>”. Billboard JAPAN (2024年6月26日). 2025年4月24日閲覧。
- ^ “Da-iCE、初出場『NHK紅白歌合戦』でも歌唱する「I wonder」のライブ映像公開”. Billboard JAPAN (2024年12月26日). 2025年4月24日閲覧。
- ^ “Billboard Japan Hot 100”. Billboard JAPAN (2024年5月1日). 2025年4月24日閲覧。
- ^ “【ビルボード】INI「LOUD」が総合首位、Da-iCE「I wonder」がついにトップ10入り”. Billboard JAPAN (2024年7月3日). 2025年4月24日閲覧。
- ^ “Billboard Japan Streaming Songs”. Billboard JAPAN (2024年5月8日). 2025年4月24日閲覧。
- ^ “【ビルボード】Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」がストリーミング16連覇、Da-iCE「I wonder」は前週比142.2%に”. Billboard JAPAN (2024年5月15日). 2025年4月24日閲覧。
- ^ “Billboard Japan Streaming Songs”. Billboard JAPAN (2024年5月15日). 2025年4月24日閲覧。
- ^ “【ビルボード】Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」がストリーミング20連覇達成、あいみょん「マリーゴールド」と並ぶ”. Billboard JAPAN (2024年6月12日). 2025年4月24日閲覧。
- ^ “【ビルボード】Mrs. GREEN APPLE「ライラック」4週連続ストリーミング首位、「青と夏」がトップ10入り”. Billboard JAPAN (2024年7月17日). 2025年4月24日閲覧。
- ^ a b “Da-iCE「I wonder」自身最速ストリーミング累計1億回再生突破 | Daily News”. Billboard JAPAN (2024年9月6日). 2025年4月24日閲覧。
- ^ “Billboard Japan Download Songs”. Billboard JAPAN (2024年4月29日). 2025年4月24日閲覧。
- ^ “【ビルボード】MY FIRST STORYxHYDE「夢幻」DLソング首位返り咲き、NewJeansがトップ10デビュー”. Billboard JAPAN (2024年6月26日). 2025年4月24日閲覧。
- ^ “UGC急増中の新曲「I wonder」がTikTok総再生回数6億回を突破”. THE FIRST TIME (2024年6月27日). 2025年4月12日閲覧。
- ^ “Da-iCE「I wonder」のストリーミング全世界累計再生回数が自身最速で2億回を突破”. THE FIRST TIMES (2025年1月14日). 2025年4月24日閲覧。
- ^ “Da-iCE、日テレ『DayDay.』での生パフォーマンスに大反響!Xで「#Da_iCE」がトレンド入り”. THE FIRST TIMES (2024年5月1日). 2025年4月24日閲覧。
- ^ “「バズリズム02」でSixTONESが一番かわいいポーズ!TWSの収録裏側に超特急、Da-iCE、RAZORも”. 音楽ナタリー (2024年5月3日). 2025年4月24日閲覧。
- ^ “Da-iCE、Mステ初出演!スタジオ全体を使った「スペシャル登場演出」も話題に”. THE FIRST TIMES (2024年5月18日). 2025年4月24日閲覧。
- ^ “「with MUSIC」にHY、Kep1er、JO1、sumika、Da-iCE、miwa”. 音楽ナタリー (2024年5月11日). 2025年4月24日閲覧。
- ^ “「MUSIC FAIR」に郷ひろみ、絢香、Da-iCE、Travis Japan”. 音楽ナタリー (2024年5月29日). 2025年4月24日閲覧。
- ^ “Da-iCE、増田貴久(NEWS)/WEST./超特急と一夜限りのコラボステージを『FNS歌謡祭2024 夏』で披露”. Billboard JAPAN (2024年7月3日). 2025年4月24日閲覧。
- ^ “Da-iCE、Mステ3時間半SPで披露した“楽器を使わない”スペシャルパフォーマンスに大反響”. THE FIRST TAKES (2024年7月20日). 2025年4月24日閲覧。
- ^ “Da-iCE、&TEAM、ME:I、Ayumu Imazuが読売テレビ「音道楽√」でトーク&パフォーマンス”. 音楽ナタリー (2024年8月20日). 2025年4月24日閲覧。
- ^ “Da-iCE、NEXZ、MAZZEL「Venue101」で競演”. 音楽ナタリー (2024年8月27日). 2025年4月24日閲覧。
- ^ “島津亜矢×Da-iCE(大野雄大&花村想太)がデュエット披露ほか、NHK『うたコン』スナックソング特集”. Billboard JAPAN (2024年9月24日). 2025年4月24日閲覧。
- ^ “「CDTV」にME:I、Aぇ! group、東方神起、こっちのけんと、iri、初登場の星街すいせいら”. 音楽ナタリー (2024年9月30日). 2025年4月24日閲覧。
- ^ “【ベストヒット歌謡祭】Da-iCE、生放送でまさかの大ボケ「放送事故???(笑)」 MCから即ツッコミ「こんな丁寧なフリとボケない」”. ORICON MUSIC (2024年11月14日). 2025年4月24日閲覧。
- ^ “「ベストアーティスト」にtimelesz、&TEAM、藤井隆、Omoinotake、乃木坂46、Da-iCEら追加”. 音楽ナタリー (2024年11月24日). 2025年4月24日閲覧。
- ^ “Da-iCE『CDTVライブ!ライブ!クリスマスSP』で「I wonder」を披露! 一夜限りのクリスマスver.”. THE FIRST TIMES (2024年12月17日). 2025年4月24日閲覧。
- ^ “「Mステ SUPER LIVE」全出演者の歌唱曲発表、こっちのけんと×Da-iCEがコラボ”. 音楽ナタリー (2024年12月13日). 2025年4月24日閲覧。
- ^ “Da-iCE、日本レコード大賞で「I wonder」披露!6面が祝福の声”. SUPORTS BULL (2024年12月31日). 2025年4月24日閲覧。
- ^ “Da-iCE『第75回NHK紅白歌合戦』の2つのステージでお茶の間を魅了”. THE FIRST TIMES (2025年1月1日). 2025年4月24日閲覧。
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