HSST-100
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 16:46 UTC 版)
都市型交通システムへの特化・実用化を目指した車両。中部HSST開発により1991年から大江実験線(1.5 km)で各種試験が行われ、試乗会なども催された。 HSST-100S1991年に開発された、車体長8.5 mの新交通システム相当の車両。設計最高速度110 km/h。現在は名古屋鉄道の舞木検査場構内に保存されている。 HSST-100L1995年に開発された、車体長14.4 mの都市モノレール相当の車両。設計最高速度130 km/h。100Sの実験で得られた課題の改善や、コストの低減化が図られた。後に愛知高速交通東部丘陵線100形のベースモデルとなった。HSST-100Lは三菱重工三原製作所にてHSSTの試験車両として使用されていたが、後に伊藤忠商事から買い取った元愛知高速交通100型第09編成にその役割を譲る形で引退し解体された。
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