Hα等級
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 10:38 UTC 版)
Hα等級は、GOES衛星の打ち上げ以前、太陽フレアの観測初期から用いられている太陽フレアの等級である。Hα線(Hアルファ線、バルマー系列のうち656ナノメートルの電磁波)の観測画像から得られる。Hα線の強度と放射面の広さの2要素からなる。強度は(f)aint(淡い), (n)ormal(並), (b)rilliant(鮮やか)の3つの等級で表され、放射面の広さは観測できる半球の太陽表面積6.2 x 1012 km2に占める百万分率によりS, 1, 2, 3, 4の5つの等級で表される。例えば並の強度・広さSクラスであれば"Sn"(normal subflare, 並のサブフレア)と表される。 Hαによる太陽フレア等級等級観測半球全体を100万とした時の割合S(sub) < 100 1 100 - 250 2 250 - 600 3 600 - 1200 4 > 1200
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