Gigue f-Moll BWV 845とは? わかりやすく解説

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バッハ:ジグ ヘ短調

英語表記/番号出版情報
バッハジグ ヘ短調Gigue f-Moll BWV 845

作品解説

2008年4月 執筆者: 朝山 奈津子

 現在では偽作とされる。《アルマンド ハ短調》(BWV834)とともにベルリン国立図書館所蔵され資料(P 314)にのみ伝えられる作品。旧全集校訂報告にはすでに「比較新し筆写譜、ぞんざいであまり信頼できない」と述べられている。が、真の作曲者はまだ明らかでない
 冒頭右手先行して模倣で始まるが、複雑な対位法展開しない。ジーグ闊達なリズムきわめて明確で、音域テクスチュア変化簡明な2声部色合い与えている。バッハの作でないとしても、演奏者鑑賞者ともに楽しめる小品といえるだろう。
 バッハ全集には収載されず、校訂譜も多くはない。信頼できる楽譜は旧全集42巻263-264頁に提供されている。




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