Gフォース・GF09
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/29 16:34 UTC 版)
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ジャック・ラジアーが駆るGF09・ホンダ
(2007年のインディ500予選にて) |
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カテゴリー | インディカー・シリーズ | ||||||||
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コンストラクター | エラン・モータースポーツ・テクノロジーズ Gフォース |
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デザイナー | シモン・マーシャル ニック・アルコック |
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先代 | Gフォース・GF05 | ||||||||
主要諸元 | |||||||||
シャシー | カーボンファイバーモノコック/ハニカムケブラー | ||||||||
サスペンション(前) | プッシュロッド式(マルチリンク) | ||||||||
サスペンション(後) | プッシュロッド式(マルチリンク) | ||||||||
全長 | 4,877 mm (192 in) | ||||||||
全幅 | 1,968 mm (77 in) (最小) 1,994 mm (79 in) (最大) |
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全高 | 965 mm (38 in) | ||||||||
トレッド | 前:1,702–1,722 mm (67–68 in) 後:1,613 mm (64 in) |
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ホイールベース | 3,048 mm (120 in), ±51.5 mm (2997-3100 mm (118-122 mm)) | ||||||||
エンジン | トヨタ・インディV8 ホンダ・HI7R V8 3.5 L (3,500 cc; 214 cu in) (2003年, 2007年-2008年) 3.0 L (3,000 cc; 183 cu in) (2004年-2006年) V8 90° 自然吸気 ミッドエンジン, 縦置きエンジン |
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トランスミッション | エクストラック #P295 6速 シーケンシャルマニュアルギアボックス (2003年-2007年), セミオートマチック パドルシフトギアボックス (2008年) アジャスタブルスプール仕様 | ||||||||
出力 | 650 hp (485 kW) | ||||||||
重量 | 1,565 lb (710 kg) (中・短距離オーバル/インディアナポリス500) 1,640 lb (744 kg) (ロード/ストリートコース ドライバー、燃料、すべての潤滑油と冷却剤込み |
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燃料 | 100%エタノール | ||||||||
タイヤ | ファイアストン ファイアホーク O.Z.レーシング, BBSホイール |
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主要成績 | |||||||||
コンストラクターズタイトル | 0 | ||||||||
ドライバーズタイトル | 0 | ||||||||
初戦 | 2003年トヨタ・インディ300 | ||||||||
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Gフォース・GF09(G-Force GF09)は、アメリカのレーシングカーコンストラクター、エラン・モータースポーツ・テクノロジーズがパノスに開発・製造したフォーミュラカーで、パノスに買収される前にGフォースがインディカー・シリーズで使用するために開発・製造を行っていた。その後、インディカー・レースで最も多く使用されたのはGフォース・GF09B(G-Force GF09B)で、買収後に名称を変更したパノス・GF09C(Panoz GF09C)が続いた。
GF09が最後に登場したのは、2008年のインディ500の練習走行で、アメリカン・ドリーム・モータースポーツから参戦したフィリップ・ギーブラーがクラッシュし、予選落ちを喫した。2008年以降、インディカー・シリーズ全チームがダラーラ・IR-05に切り替えた為、パノスはインディカー・シリーズへの参戦を事実上中止し、スポーツカー耐久レースに専念した。
脚注
外部リンク
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