フランシスコ・パチェーコ
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フランシスコ・パチェーコ・デル・リオ(Francisco Pacheco del Río, 1564年 - 1644年)は、スペインの画家、美術研究家。当時は異端審問所付美術監督官でもあった[1]。『絵画芸術論』の著者であり、これはスペインの美術研究における重要な史料となっている。ディエゴ・ベラスケスの師であり義父でもある。日本語ではパチェコと記載されることもある。エンガスとブラウンはパチェーコについて、17世紀で最も美術に関して重要な作家であるとしている[2]。
注釈
- ^ 作品は紛失しており、現存していない。
出典
- ^ 山尾彩香「《無原罪の御宿り》にみる父権的支配者としてのマリア」『西南学院大学博物館 研究紀要』第4巻、西南学院大学、福岡、2016年3月、72頁、ISSN 2187-6266、2016年10月2日閲覧。
- ^ a b c Enggass & Brown 1970, p. 161
- ^ Museo del Prado et al. 2002, p. 148.
- ^ a b c d e 井上靖; 吉田秀和; 大高保二郎; 高階秀爾『ベラスケス』 15巻、中央公論社〈カンヴァス世界の大画家〉、1983年5月、96頁。ISBN 412401905X。 NCID BN02996277。
- ^ Museo del Prado et al. 2002, p. 241.
- ^ a b c d 末吉雄二『世界美術大事典』 3(しーてえ)、小学館、1989年6月、222頁。ISBN 4096993131。 NCID BN0281720X。
- 1 フランシスコ・パチェーコとは
- 2 フランシスコ・パチェーコの概要
- 3 脚注
- フランシスコ・パチェーコのページへのリンク