フレームシフト突然変異
欠失や挿入により、コドンの読み枠がずれることで別のアミノ酸配列になったり、早期に翻訳が終結する変異。
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フレームシフト突然変異
フレームシフト突然変異
(Frameshift mutation から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/10/17 01:24 UTC 版)
フレームシフト突然変異(フレームシフトとつぜんへんい)とは、塩基の欠失または挿入が起こり、三つ組みの読み枠がずれた時に生じる突然変異である。これは、塩基対置換よりも影響が非常に大きい。というのも、大幅に遺伝暗号がずれ、アミノ酸が変わるだけでなく、終止コドンなどもずれてしまうためである。本来止まるべき終止コドンを読めなくなったり、より手前で終止コドンが現れたりする(フレームシフトの大半はこれ)ためである。以下の例で変異を考える。
- 1 フレームシフト突然変異とは
- 2 フレームシフト突然変異の概要
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