Fianarantsoa

デジタル大辞泉

フィアナランツォア【Fianarantsoa】

読み方：ふぃあならんつぉあ

マダガスカル中南部の都市。1830年、メリナ朝の女王ラナバルナ1世により建設され、鉄道交通の要地として発展。同国第4の規模をもつ。標高約1200メートルの高原に位置する。紅茶、ワインの産地。フィアナランツァ。

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フィアナランツォア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/04/17 22:31 UTC 版)

フィアナランツォア Fianarantsoa
フィアナランツォアの街の上部
紋章
フィアナランツォア マダガスカルの地図を表示 フィアナランツォア アフリカの地図を表示
座標：南緯21度27分13秒 東経047度05分09秒 / 南緯21.45361度 東経47.08583度 / -21.45361; 47.08583座標: 南緯21度27分13秒 東経047度05分09秒 / 南緯21.45361度 東経47.08583度 / -21.45361; 47.08583
国	マダガスカル
州	フィアナランツァ州
建設	1830
面積
• 合計	86.05 km2
標高	1,200 m
人口 （2013年）
• 合計	190,318人
• 密度	2,200人/km2
等時帯	UTC+3 (東アフリカ時間)
気候	温帯夏雨気候

フィアナランツォア(Fianarantsoa)は、マダガスカルの都市。マダガスカル中央高原南部、標高1200mの高原上に位置する。人口は約19万人（2013年）。フィアナランツォア州の州都である。フィアナランツォアとはマダガスカル語で「良い教育」を意味する。かつてここにはベツィレウ人が砦を築いていたが、1830年に北のメリナ人がベツィレウ人を征服した際、ここに町を建設し、ベツィレウ人を押さえる要衝とした。

フィアナランツォアは農作物の集散地であり、米やバニラなどの産物がここから海岸部に向けて送り出される。また、フィアナランツォアはマダガスカルにおけるワイン生産の中心地であり、市内にはワインの工場が多く存在する。

Fianarantsoaの気候
月	1月	2月	3月	4月	5月	6月	7月	8月	9月	10月	11月	12月	年
平均最高気温 °C （°F）	26.2 (79.2)	26.1 (79)	25.3 (77.5)	24.5 (76.1)	22.6 (72.7)	20.4 (68.7)	19.7 (67.5)	20.4 (68.7)	23.0 (73.4)	25.0 (77)	26.1 (79)	26.3 (79.3)	23.8 (74.8)
日平均気温 °C （°F）	20.8 (69.4)	20.8 (69.4)	20.0 (68)	18.9 (66)	16.7 (62.1)	14.5 (58.1)	14.0 (57.2)	14.4 (57.9)	16.2 (61.2)	18.3 (64.9)	19.7 (67.5)	20.4 (68.7)	17.9 (64.2)
平均最低気温 °C （°F）	17.2 (63)	17.2 (63)	16.5 (61.7)	15.2 (59.4)	12.7 (54.9)	10.5 (50.9)	10.1 (50.2)	10.2 (50.4)	11.2 (52.2)	13.4 (56.1)	15.3 (59.5)	16.6 (61.9)	13.8 (56.8)
降水量 mm （inch）	227.8 (8.969)	220.8 (8.693)	137.6 (5.417)	46.4 (1.827)	27.3 (1.075)	16.5 (0.65)	24.6 (0.969)	21.4 (0.843)	18.0 (0.709)	61.5 (2.421)	124.9 (4.917)	241.4 (9.504)	1,168.2 (45.992)
平均降水日数 （≥1.0 mm）	15	14	13	7	5	5	6	6	3	6	11	16	107
平均月間日照時間	191.1	171.0	175.4	184.8	186.0	165.9	163.5	191.1	220.5	230.4	208.0	190.1	2,277.8
出典：NOAA