FT-17軽戦車との差異
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/11/19 02:44 UTC 版)
「M1917軽戦車」の記事における「FT-17軽戦車との差異」の解説
M1917戦車とFT-17軽戦車の間には、いくつかの顕著な差がある。例えば防盾は主砲を換装する為に新たに設計されたものが採用されている。FT-17軽戦車の防盾では、砲身は左側から突き出していたが、M1917戦車の防盾では右側に寄っている。またFT-17軽戦車では鋼鉄製の遊動輪が使用されていたが、M1917戦車では鋼鉄の縁が付いた木製のものに改められた。砲塔下の正面装甲も、操縦手の外部確認用スリットが追加された為にわずかに形状が異なる。加えて、FT-17軽戦車の砲塔は丸型のものがおよそ半数を占めたが、M1917戦車の砲塔は全て角型であった。 内部の構造にもいくらか改良が加えられている。エンジンは42馬力のブダ社製液冷直列4気筒ガソリンエンジンに交換されている。
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