Echo Message(エコー要求通知)・Echo Reply Message(エコー応答通知)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/23 07:14 UTC 版)
「Internet Control Message Protocol」の記事における「Echo Message(エコー要求通知)・Echo Reply Message(エコー応答通知)」の解説
012345678910111213141516171819202122232425262728293031タイプ(0または8) コード (0) チェックサム 識別子 シーケンス番号 データ(可変長) エコー要求はタイプ=8で送信される。現在のところ定義されているコードは0だけである。識別子は送信元で適当な値を決める。要求したプロセスのプロセスIDなどが使われる。シーケンス番号は、同じ識別子で繰り返しエコー要求を送信した場合の通し番号である。 宛先となっているホストがエコー要求を受け取ると、発信元と宛先のアドレスを入れ替え、タイプを0(エコー応答)に書き換え、チェックサムを再計算する。識別子とシーケンス番号はエコー要求で指定された値をそのまま返し、どの要求に対応する応答なのかを発信元で判別する際に使う。また、データフィールドも要求の内容をそのまま返す。 ネットワーク診断用コマンドpingは、このEcho / Echo Replyメッセージを使っている。
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