ECHONET Lite通信ミドルウェア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/02 02:40 UTC 版)
「ECHONET Lite」の記事における「ECHONET Lite通信ミドルウェア」の解説
ECHONET Lite通信ミドルウェアは、ECHONET Lite通信プロトコルを処理するECHONET通信処理部とECHONET機器オブジェクト、プロファイルオブジェクトなどで構成される。ECHONET Lite通信ミドルウェアは、OSI参照モデルでは第5層~第7層に相当する。第4層以下はエコーネットコンソーシアムとしては特に規定していない。ネットワーク層としてIPv4やIPv6を使ってもよいし使わなくてもよい。MAC層・物理層としてイーサネットやBluetooth、IEEE802.11b/g/n、IEEE802.15.4などを使ってもよい。ただし、UDP/IPを使う場合はポート番号3610番を宛先ポート番号として使用することが規定されている。また、IPv4を使用してECHONET Lite通信プロトコルの一斉同報通信をする場合は、ECHONET専用のマルチキャストアドレス(224.0.23.0)を使用する。IPv6を使用する場合は、全ノードマルチキャストアドレス(FF02::1)を使用する。 アプリケーションプログラミングインタフェース(API)はエコーネットコンソーシアムとしては特に規定していない。
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