ECHONET機器オブジェクト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/02 02:40 UTC 版)
「ECHONET Lite」の記事における「ECHONET機器オブジェクト」の解説
ECHONET機器オブジェクトはECHONETが対象としているエアコン、照明、給湯器、太陽光発電システム、蓄電池、スマート電力量計、各種センサなどを抽象化し、共通のアクセスインタフェースで制御できるようにしたものである。プロパティと呼ばれる属性やオペレーションの定義がある。そのプロパティやプロパティの値はエコーネットコンソーシアムによってバイナリで定義されている。これらはHBS(ホームバスシステム)と呼ばれる日本電子機械工業会(現・電子情報技術産業協会)が1988年に標準化したホームネットワーク向けの規格がベースになっている。 各機器オブジェクトは、スーパークラスオブジェクトとクラスグループオブジェクトを継承し、インスタンスの概念を持つ。各機器オブジェクトは、識別番号プロパティと呼ばれる属性によって個々を識別することができる。 現在、80種類以上の機器をECHONET Liteの機器オブジェクトとして定義している。
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