EL10番台(2桁)シリーズの機種
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「エレクトーン」の記事における「EL10番台(2桁)シリーズの機種」の解説
ELX-1 1992年6月発売。EL-90をベースにしたステージモデル。リードボイス2(AWM・FM音源)やソロバーを搭載し、音色やパーカッションキットの拡張なども行われた。EL-90とはユーザボイスを含め上位互換が取れていた。このシリーズからフルベース/フルスケール機種はヤマハグレード5-3級受験機種としては使われなくなった。 EL-90 1991年3月発売。10番台の家庭用モデルでは最高機種で、7年間に渡ってメイン機種として扱われた。HS-8ではオプション品だったMDR、2ndエクスプレッションペダルを標準搭載した。1998年3月のEL-900発売に伴い生産終了。1991年11月から2005年4月まで14年に亘りヤマハグレード5-3級受験機種として使われていた。 EL-87 1995年10月に発売。EL-90とほぼ同等の機能を持つが、2ndエクスプレッションペダルが別売となっている。木目調の「EL-87W」もある。EL-90とは異なり、EL-900発売後も1999年3月のEL-700/500発売まで生産が続けられた。1996年1月から1998年10月までヤマハグレード5-3級受験機種として使われていた。 EL-70 1991年3月発売。当機種より下位のモデルはレジストレーションメモリー数が8個で、2ndエクスプレッションペダルは非搭載。同価格帯にEL-87が展開されることに伴い、1995年10月に販売終了した。1991年11月から1998年10月までヤマハグレード5-3級受験機種として使われていた。 EL-57/50 1991年10月発売。1996年10月にマイナーチェンジ版としてEL-57が発売され、鍵盤がLC鍵盤(鍵盤の裏側におもりがない)から上位機種で採用されているFS鍵盤(鍵盤の裏側におもりがある)に改められた。1999年3月のEL-700/500発売まで生産が続けられた。 EL-37/30 1991年12月発売。MDRはオプション品 (MDR11) であったが、1994年4月にMDR標準搭載のEL-37にリニューアルされた。 EL-27/20 1993年3月発売。MDRはオプション品 (MDR4) であった。1993年10月にMDR標準搭載のEL-27が発売されたが、その後もEL-20は併売された。 EL-17 1995年10月発売。レジストレーションメモリーボタンが存在せず、MDRはオプション品 (MDR4) であった。EL100番台シリーズ発売後も2002年3月まで発売が続けられた。 ELK-10 1994年発売の音楽教室向けモデル。 参考:えれすて(2002年12月13日アーカイブ分)
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