オノエマンテマ
●シッキム地方からネパール、中国四川省にかけてのヒマラヤ山麓が原産です。「カスミソウ」の仲間で、標高2800~4000メートルの草原や雑木林に生えます。高さは10~25センチほどで、葉はマット状に密集します。夏に紫色の筋が入った白い花を咲かせます。属名にもなっている「マンテマ」は帰化植物ですが、江戸時代に渡来したときの「マンテマン(Agrostemma)」が転訛したものです。別名で「カーペットカスミソウ(霞草)」と呼ばれることもあります。
●ナデシコ科カスミソウ属の多年草で、学名は Gypsophila cerastioides。英名は Dwarf baby's breath, Baby's breath。
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