DSL 【Digital Subscriber Line】
低価格で高速なデータ伝送を実現するものとして期待されている。
通信距離に制限があり、比較的短距離間でしか性能を発揮できない欠点もある。主なものは下記の通り。
ADSL Asymmetric Digital Subscriber Line
同一の通信ケーブル内で、データの伝送速度が上り(利用者から電話会社方向)と下り(電話会社から利用者方向)とで異なる、非対称(Asymmetric)な通信を行う技術。電話通話と併用できる。
伝送速度は、下りが最大8Mbps、上りが最大900kbps程度。
伝送距離は、最長約5.5km程度。
SDSL Symmetric Digital Subscriber Line
データの伝送速度を上りと下りとで同じ(対称:Symmetric)にしたもの。
伝送速度は、最大2Mbps程度。伝送距離は、最長6.9km程度。
電話通話と併用できる。
(注)最大伝送速度や最長伝送距離は、環境により変動する。
その他、HDSL、RDSL、VDSLなどがあり、xDSLと総称されている。
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